アコムで返済遅延してしまったときはまずは何をするべき?
返済遅延してしまうとどのような問題があるの?
アコムを利用していて、返済遅延をしてしまったときに、どのような対応をしていいのかわからない人も多いでしょう。
借入する際は万が一のことも考えて、事前に知識を身に付けたり対策をしたりするのはとても重要です。
本記事ではアコムで返済遅延をしてしまった、あるいはしそうなときの対応の仕方や、返済遅延してしまったときに起こる影響について詳しく解説します。
現在返済遅延をしている人やしそうな人は、ぜひ本記事を参考に対処してみてください。
アコムで返済遅延した場合は支払約束日を登録して返済する
アコムで借入していて返済し忘れてしまった場合は、できるだけ早めにアコムのマイページから支払約束日を登録しましょう。
支払約束日の登録方法は、下記のとおりです。
- アコムのマイページを開く
- マイページにある「お知らせ」から「次回のお支払期日に関するお知らせです。」にて登録
- 登録した日までに返済をする
手順も難しくありませんので、もし返済に遅れてしまった場合は忘れずに登録しましょう。
上記の方法で設定できない場合は、アコム総合カードローンデスクに問い合わせてみてください。
0120-629-215(営業時間は平日の9:00〜18:00まで)
アコムで返済遅延の可能性があるときの対応
アコムで借入していて返済遅延をしてしまう人の中には、事前に返済が遅れそうとわかっている人もいるでしょう。
もし、借入していて返済遅延をするかもしれないと思ったときは、以下の2つの対応をとるようにしましょう。
返済遅延しそうな場合はすぐにアコムへ連絡する
アコムで借入していて返済遅延しそうな場合は、すぐにアコムへ連絡しましょう。
連絡先は返済遅延したときと同じ、アコム総合カードローンデスクに電話します。
事前に電話をしておくことで、返済日の変更や相談ができ、返済までの予定を組みやすくなります。
自分1人で困っていても返済日を過ぎてしまうと返済遅延になってしまいますので、悩んだ際は時間をかけず、アコムに電話しましょう。
事前に返済日を変えてもらう
1つ目の「返済遅延しそうな場合はすぐにアコムへ連絡する」でも触れましたが、返済が厳しい場合は返済日の変更について相談しましょう。
返済期日の前に遅延すると気づく場合は、返済できるお金がないことが考えられます。
もし、返済期日にお金がなくて用意できる見込みがある場合は、事前にアコムへ連絡して返済日を送らせてもらいましょう。
ただし、返済できるお金を用意できる見込みがないのであれば、アコムへの連絡とともにお金を用意する方法も考えなくてはいけません。
アコムで返済遅延したときに起こる影響
アコムで借入していて返済が難しいとき、中には返済せずに放置しようと考える人もいるかもしれません。
もし、返済せずに放置してしまうと、以下5つのような影響が出てしまいます。
アコムから返済を済ませるよう電話が来る
返済遅延をしてしまうと、アコムから電話がかかって来ます。
この際に、職場への電話ではなく、契約時に登録した番号にかかって来ますので、落ち着いて対応しましょう。
もし、アコムからの電話を放置し続けると、返済が完了するまで電話がかかってきます。
また、原則アコムから職場等に電話がある場合は事前に了承を得てからかかって来ますが、連絡が取れない状況が続くと職場や自宅に連絡が来るかもしれません。
電話に出られなかった場合は、忘れないうちに折り返すようにしましょう。
返済額に加えて遅延損害金を支払う必要がある
返済遅延してしまった場合は、返済額にプラスして遅延損害金を支払わなければいけません。
遅延損害金については、返済期日を過ぎるとすぐに発生してしまいます。
もし、返済ができずに遅延損害金が発生した場合、求め方は以下のとおりです。
残高×遅延損害金年率÷365日(*1)×経過日数(*2)
注釈
(*1)うるう年の場合は365日ではなく366日で計算します。
(*2)経過日数の数え方は期限の利益の喪失日の翌日からです。
上記のとおり、遅延日数が増えてしまうほど、返済金額は増えてしまいますので、できるだけ早めに対処しましょう。
督促状が家に届く
アコムからの電話に出ず放置していると、自宅に督促状が送られてきます。
決められた期限に支払いがなかった場合、支払いを促すための書類のことです。
基本的に、督促状は遅延が発生してからおおよそ2週間を目安に届きます。
督促状は封筒に入って届きますが、差出人が「ACサービスセンター」となっているため、アコムと知られるリスクは低いです。
ただし、家族やそのほかに同居人がいて封筒を開けられてしまった場合は、借入していることや返済遅延していることがバレてしまうでしょう。
強制解約となり一括返済を求められる可能性がある
アコムからの電話や督促状に応じずにいると、アコムを強制解約となり、一括返済を求められる可能性があります。
もし、解約になり一括返済を求められると、分割払いにも対応してもらえません。
返済できるお金がなくて困っているのであれば、余計に苦しくなるだけのため、強制解約の前に何かしらの対応をしましょう。
それでも返済せずにいると、最終的に法的手続きを取られてしまいます。
ある意味、強制解約と一括返済が法的手続きの前の最後の警告となりますので、これ以上事態が深刻化しないためにも、返済に応じましょう。
返済遅延した履歴が信用情報機関に残る
返済せずに放置していると、信用情報機関に遅延していることが履歴に残ってしまいます。
ローンやクレジットカードに関する信用情報を管理したり提供したりしている機関のことです。
ただし、信用情報機関には、数日程度の遅れでは履歴に残りません。
ただし、アコムからの電話に応じずにいたり督促状を無視し続けたりすると、ブラックリスト入りしてしまい信用情報に傷がつきます。
信用情報に傷がつくとさまざまな影響が出る
返済せずにいると、信用情報に傷がついてしまいます。
一度傷がついてしまうと、回復するまでには基本的に5年程度かかります。
今後、クレジットカードを作ったりローンを組んだりする可能性があることを考えると、信用情報に傷がつくような行動は避けましょう。
アコムで返済遅延してしまう理由
アコムで借入をするときは、多くの人が返済遅延はしないと考えて利用するでしょう。
しかし、どのような人でも返済遅延をしてしまう可能性はあります。
実際に、アコムを利用して返済遅延をしないためにも、まずはなぜ遅れてしまうのか理由を把握しておきましょう。
考えられる原因は、主に以下の2つです。
返済日を忘れていた
まず返済遅延をするときに、1番最初に考えられるのが返済日を忘れていたことでしょう。
アコムからの電話で気づくこともあるでしょうが、もしその前に返済遅延に気づいた場合は、すぐアコムに電話しましょう。
そして返済日に気づいて1番やってはいけないのが放置です。
放置してしまうと、アコムから電話や督促状が届いたり、遅延損害金が発生したりとさまざまな影響が出ます。
アコムから電話が来た場合はすぐに出て、自分で気づいた場合にはすぐに電話をかけるというのを忘れないようにしましょう。
お金がなく返済ができなかった
返済日忘れ以外の原因としては、返済できるお金がなくて遅れてしまったことが考えられます。
お金がなかった場合、借りる方法はいくつかありますが、方法によってはすぐに対応できないものもあるため、遅れてしまう可能性もあります。
返済するお金が足りないことは事前にわかりますので、あらかじめアコムに連絡しておきましょう。
事前にアコムに相談することで、返済日の変更について相談できます。
仮に、お金を用意するのに時間がかかる場合であっても、事前に相談することで用意までの時間を確保できます。
アコムで返済日忘れを防ぐための対策
アコムで返済遅延が起きてしまう原因の1つとして「返済日を忘れている」があることを解説しました。
誰にでも起きてしまいそうな原因ですが、返済忘れについては事前対策で防ぐことが可能です。
対策としては、主に以下の2つがあります。
誰でもできる対策ですので、うっかり忘れてしまうことのないように、解説を参考に対策しておきましょう。
返済方法を口座振替にする
返済忘れを未然に防ぐのであれば、返済方法を口座振替にしておきましょう。
アコムには返済方法が全部で5つあります。
返済方法 | 変返済の詳細 |
---|---|
口座振替 | 毎月6日になったら自動的に金融機関から引き落としされる |
インターネット | インターネットバンキングを利用して返済する |
アコムATM | アコムのATMを利用して返済する |
提携ATM | アコムと提携しているATMを利用して返済する |
振込 | 指定された口座にATMや金融機関の窓口で返済する |
参照:アコム「ご返済方法」
上記の返済方法の中でも口座振替を選択しておくと、引き落としに必要な金額が口座に入金されていれば、返済遅延の心配をする必要がありません。
どの返済方法にもメリットはありますが、よほどな理由がないのであれば口座振替にしておくといいでしょう。
返済時に振り込みに行く必要もないので手間もかからずおすすめです。
アプリを利用して返済日前に通知が来るようにする
アコムにはスマホアプリがあり、返済期日が近づくと通知が来るので、返済日忘れを防げます。
1つ目で解説した口座振替に設定しておくだけでも忘れる可能性を下げられますが、口座に入金できていなかった場合、返済に対応できません。
そのため、アプリの通知機能を利用して、返済期日を思い出し、口座に必要なお金があるか確認できるようにしておきましょう。
アプリについては、以下の中からご自身の利用している機種に合わせてダウンロードしましょう。
- iPhoneを利用している人はApp Storeを利用する
- Androidを利用している人はGoogle Playを利用する
アプリをダウンロードしておくと、返済期日前の通知以外に、利用状況の確認やカードを使わずに借入や返済ができます。
アコムの返済でお金がないときにできる対処法
上記でも解説しましたが、返済遅延が起きてしまう原因の1つとして、返済できるお金がないことが考えられます。
もし、返済できるお金がないのであれば、何らかの方法でお金を用意して、できるだけ早めに返済する必要があります。
もし、用意する方法が分からない場合は、以下の4つの方法を検討してみてください。
契約している生命保険の借入制度を利用する
解約返戻金があるタイプの保険を契約している場合、借入制度を利用してお金を借りることが可能です。
保険料を支払うときに金額の一部を積み立てておき、保険を解約したときに積み立てていた一部が戻ってくる仕組みのことです。
もし、生命保険の借入制度を利用する場合は、上記で解説した解約返戻金を担保にしてお金を借ります。
長く保険料を支払っている人であれば、借りられる金額も多いです。
しかし、期間が短い人の場合、希望金額に届かないケースもありますので注意しましょう。
借入できる金額は、解約返戻金の7割~9割程度です。
勤務先の借入制度を利用する
働いている会社で従業員貸付制度がある場合は、制度を利用してお金を借入できます。
従業員貸付制度は、社員がお金に困っている際に救済するための福利厚生の1つで、低金利で利用できるのが特徴です。
ただし、借入できる額が大きくない点と、制度を利用できる場面が限定的なので注意が必要です。
例えば、借入理由がギャンブルなどの場合は、制度を利用できません。
また、返済については給料から天引きされる場合が多いので、借入以降の生活が苦しくならないように工夫する必要があります。
もし従業員貸付制度を検討する場合は、就業規則や上司に確認してみましょう。
債務整理を検討する
返済額が多くて借入が難しい場合は、債務整理を検討しましょう。
借金を減額したり支払期間を延ばしてもらったりするための手続きのことです。
しかし、債務整理について知らない人も多く、利用するのをためらってしまう場合もあるはずです。
もし、債務整理を利用しようか悩んでいる、あるいは債務整理について相談したいという人は、一度弁護士や司法書士事務所に連絡してみましょう。
相談については無料で行っているところもありますので、気軽に利用できます。
少額であれば質屋で借入する
返済に必要な資金が少ないのであれば、質屋で借入するのも1つの手です。
質屋は品物を購入する場所といったイメージを持っている人も多いでしょうが、自分の品物を預けてお金を借りることも可能です。
早いと数時間で借入できるので、急いで返済しなければいけないときに利用を検討してみましょう。
ただし、質屋での借入の場合は以下の点に注意する必要があります。
- 預ける品物がなければ借入できない
- 必要資金が多い場合は借入額が希望金額に満たない可能性がある
- 年率が高いため長期間の借入は危険
- 返済できなかった場合預けた品物が質流れとなる
借入で返済できなくなる前にやるべき対策
返済に必要なお金がないときの対処法を把握しておくことも重要ですが、できれば未然に返済ができない状況を作らないことがベストです。
実際に返済できなくなる前にできる対策としては、以下の4つが考えられます。
現在借入をしている人や、これから借入をしようとしている人は試してみましょう。
毎月の無駄な支出を削る
支出額が大きい場合、余計な出費が発生している可能性もあるため、見直すことで無駄な支出を減らせるでしょう。
返済できるお金がなくなる原因の1つとして、毎月の支出額が多すぎる可能性が考えられます。
支出について見直す際は、固定費と変動費にわけて見るのがおすすめです。
固定費で注意すべき点
固定費は、スマホ代や光熱費、家賃など生活する上で必要な費用のことを指します。
固定費をなくすことは難しいですが、減らすことは可能です。
例えば、使用していない家電の電源を切ったり、冬季の場合は使用していない部屋の暖房を切ったりするなどがあります。
ただし、固定費を削り過ぎてしまうと生活の質が下がり、体に負担がかかってしまう場合があるので、極端な削減には注意しましょう。
変動費で注意すべき点
変動費は、娯楽費や外食の費用、交通費などを指します。
変動費は固定費と違い、無くせる項目もあるため、支出の見直しをする際は、変動費を重点的に見るといいでしょう。
例えば、毎日外食が続いている場合は自炊して作り置きをしたり、近場の移動であれば交通機関の利用を避けたりなどが対策として考えられます。
もちろん、変動費も固定費と同様に極端な削減には注意が必要です。
固定費と比較すると変動費の方が削減しやすいため、支出を減らす場合は変動費の削減から検討するといいでしょう。
借入は必要な額だけにする
借入する場合は、必要な分だけにとどめておきましょう。
理由としては、余計に借入してしまうと、その分も利用してしまう可能性があるからです。
もし利用しなかったとしても、借入してしまっている以上、利息がかかってしまいます。
無駄に返済額が増えてしまいますし、返済時にお金がなくて返せない可能性を自ら高めてしまいます。
カードローンを利用する際は、いくら必要でいつまでに返済するのか細かく計画を立てて、返済日に困らないように対策を立てておきましょう。
返済に必要な額を常に把握する
カードローンの利用中は、必ず返済に必要な額を把握しておきましょう。
理由としては、返済額を覚えておかないと、返済期日に必要な金額を用意できない可能性があるからです。
例えば、返済額を忘れたまま生活してしまうと、返済に必要なお金も生活費として使ってしまう可能性が考えられます。
あらかじめ返済に必要な金額を把握しておけば、返済期日の前に必要な額を用意できますし、当日になって焦ることもありません。
「借入は必要な額だけにする」でも解説しましたが、借入と返済は計画的に行いましょう。
収入を増やす行動をする
対策の1つ目で支出額を減らすと解説しましたが、減らすのが難しい場合は収入を増やすことも考えてみましょう。
例えば、昇進や給料のいい会社への転職などが考えられます。
しかし、上記の場合時間がかかってしまうこともあるため、短い期間で収入を増やすのは難しいです。
そのため、会社規定で問題ないのであれば副業をして収入を増やすことを検討してみましょう。
決して稼ぐのは簡単ではありませんが、自分に合った副業を見つけられれば収入アップも期待できます。
収入を増やしたいのであれば、昇進や転職と合わせて考えてみましょう。
アコムの返済遅延に関してよくある質問
最後に、アコムの返済遅延に関するよくある質問について解説します。
本記事の振り返りも兼ねて、しっかり把握しておきましょう。
アコムで返済遅延したときは早急に対応する
本記事のまとめは以下の通りです。
アコムで返済遅延をしてしまった際は、いかに早くアコムへの電話や返済に関する手続きができるかが重要です。
実際に返済遅延をしてしまうと、焦ってしまい何をすればいいのかわからなくなる可能性が考えられます。
ぜひ、本記事の内容を参考にしつつ、万が一に備えて準備しておきましょう。
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