アコムは無職では借りられない？アコムで借りるための条件や無職でも借りられる方法を紹介

アコムは無職では借りられず、必ず安定収入が必要です。

お金がない時は、藁にもすがりたい気持ちで借りられるところを探しているかもしれません。

しかしアコムに限らずほとんどの場合、無職の方には返済能力が保証されないため貸していないのが現状です。

だからといって自暴自棄になってはいけません。

無職でも借りられると謳っている詐欺まがいの金融業者やヤミ金に手を出すのは絶対にやめましょう。

この記事では、無職の方がアコムで借りられるようにする方法や、無職の方でも借りられるその他の方法も併せて紹介しています。

本当に困っている時こそ、冷静に落ち着いて対処しましょう。

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アコムは無職で安定した収入がない人はお金を借りられない

アコムでは、安定した収入がなければお金は借りられません。

無職の方は、収入がないので残念ながら審査には落ちてしまいます。

ただし、決まった勤務先がなくても安定した収入がある場合は借りられるケースもあります。
参照：決まった勤務先がなくても安定収入があれば借りられる

アコムの貸付条件とは

アコムが貸付をおこなう条件は以下のとおりです。

収入を得ていない無職の場合は「安定した収入がある」に当てはまらないためアコムでは借入できません。

なぜ安定した収入がないと貸してもらえないのかというと、「返済できる能力がない」とみなされてしまうためです。

そのために、安定した収入があるかどうかという点に重点を置いています。

また、貸付をおこなう人に返済能力があるかどうか調べなければならないという法律も定められています。

（返済能力の調査）

第十三条　貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用：法令検索

このように、アコムは法律上でも、「無職の人にお金を貸してはいけません」と義務付けられているのです。

アコムは3秒で自分が借りられるかチェックできる

アコムの審査には、個人情報の入力や必要書類の用意など多少の手間がかかります。

しかしアコムでは簡単な情報を入力するだけで診断できる「3秒診断」（*1）を公開しています。

本格的な審査に申し込む前に、自分が借りられる対象かどうか「3秒診断」を使って確認しておきましょう。

年齢・年収・他社借入合計金額を入力するだけで、簡易的にアコムで借りられるかどうか調べられます。

無職の場合は、年収がゼロになるため結果は以下のようになってしまいます。

借入ができる可能性が高ければ、以下のように表示されます。

アコムは無職でも安定収入があればお金を借りられる

特定の勤務先がない場合でも、アコムで借りられる場合があります。

アコムで借入をするには、あくまでも収入さえあれば審査に通る可能性は高くなります。

少しでもアルバイトをしている

アコムでお金が借りられるための条件は「安定収入がある」ということです。

この安定収入というのは、概ね月5万円以上の収入を2～3ヶ月継続できているというのが目安になります。(*1)

無職のままではアコムでは絶対にお金が借りられないため、少しでもアルバイトなどで収入を得ましょう。

日雇い、単発のアルバイトであってもそれ自体が審査に落ちる原因にはなりません。

また、アコムの審査通過後に職が変わったり退職したりしても、再度審査が必要になることはありません。

家賃収入などがある

働いていなくても、安定した収入さえあればアコムでお金は借りられます。

例えば「家賃収入」などが、これに該当します。

家賃収入は、決められた家賃が毎月安定して入ってくるため審査に通りやすいです。

家賃収入のみの場合は、勤務先が存在しないため、収入確認のために確定申告書類などの提出が必要なケースがあります。
また、家賃収入は「賃貸事業」という職業であるため厳密には無職ではありません。

反対に、「投資」などで毎月収入があったとしても、安定して入ってくる保証がないため審査に通過しにくくなります。

「ギャンブル」などの賭け事は収入として認められていません。

ネットショップなどで手作り商品を売っている

主婦の方などで、決まった勤務先には勤めていなくても、ネットショップなどで収入を得ていれば審査に通る可能性があります。

ハンドメイド作品などの商品販売など、ネットショップを介して安定した収入になっていればお金が借りられます。

ただしある程度の期間、安定して収入を得ている証明をする必要があるため、第三者から見てわかる収入証明書の提示が必要になります。

以下が、収入証明書の一例です。

必要な書類はしっかりと管理しておき、いつでもすぐ提出できるようにしておきましょう。

アコムは無職以外でも借りられない場合がある

アコムは無職であることと併せて、まず審査に通らないケースがいくつかあります。

アコムに審査を申し込む前に、自分が当てはまっていないか確認してみましょう。

現在休職中である

定職に就いていても、休職中の場合は無職と同じ扱いとなってしまいます。

そのためアコムではお金を借りられません。

休職とは、下記のような場合です。

種類	説明
私傷病休職	病気や怪我により長期間就労ができないため休職をしている
自己都合休職	私傷病休職以外の何かしらの事情により就労ができずに休職をしている
出向休職	他の会社に出向した際に、出向元の会社では就労ができないため休職をしている
組合専従休職	勤務先との雇用関係があるまま、労働組合の業務のみを行っている状況
公職就任休職	労働者が公職についた場合、勤務先で就労できないことによる休職
起訴休職	刑事事件で起訴された場合の休職（起訴をした場合は除く）

休職中であったとしても、勤務先から安定した給料が支払われている場合はその限りではなく、アコムの審査に通る可能性が高くなります。

ただし以下の場合は、休職ではなく休業扱いとなり、お金が借りられる場合があります。

安定収入が引き続き得られているためアコムの審査に通りやすくなります。

現在無職だけど、内定が決まっている

アコムでは内定が決まっていようとも、転職先が決まっていようとも、現在無職であればお金は借りられません。

現時点で勤務先に在籍していなければ、在籍確認を取ることもできないため、アコムの審査に通りません。

また、就職して間もない場合も審査に落ちる可能性があります。

年金のみで生活している

アコムでは年金受給者でもお金は借りられますが、年金のみで生活している場合は対象外となってしまいます。

これは年金という制度の性質自体が、老後を安心して生活するために支給されているものであるため、生活費から借金の返済をしてしまえば生活がままならなくなるという考えのためです。

年金受給者の方でアコムを利用したい場合は、少しでもアルバイトなどで収入を得ている必要があります。

アコムの借入条件は、あくまで安定収入です。

そのため貯金や資産がいくらあっても、収入が年金のみで生活している場合は審査に落ちてしまいます。

生活保護受給者である

生活保護受給者はアコムでお金を借りられません。

年金のみで生活している方と同じように、生活保護は生活を守るためのお金であり、借金の返済に充てさせるわけにいかないためです。

生活保護費を借金の返済に充ててしまうと、不正受給とみなされ生活保護自体を打ち切られてしまう恐れもあります。

失業手当受給中である

求職中などで、失業手当を受給している期間もアコムでは無職の扱いです。

そのため失業手当受給者はアコムでお金を借りられません。

そもそも失業手当自体が、収入がない期間の生活を救済するために設けられている制度ですので、ほとんどのケースで返済能力の点で借入の審査に通りません。

ただし、初めて契約した段階では就職しており安定収入があった場合は、引き続き貸付を受けられる可能性もあります。

失業手当受給中にお金を借りること自体は違法ではありません。
そのためそのことが発覚しても、失業手当を打ち切られる心配はありません。

配偶者の収入が多いが専業主婦

家族や配偶者の収入がどれだけ多くても、本人の安定収入がなければアコムではお金を借りられません。

配偶者の年収が高く、毎月多額のお小遣いをもらっていたとしても安定収入とは認められません。

つまり、専業主婦の場合はアコムでは審査に通りません。

家族の名義でアコムからお金を借りた場合は、詐欺罪として立件される可能性があるため絶対にやめましょう。

同様に、親に返済能力があろうとも本人に収入がなければ、その子供であっても貸付はできません。

働いているが19歳以下、または73歳以上である

安定した収入があったとしても、アコムの年齢制限から外れていれば審査に通りません。

アコムでは、成人であっても19歳以下と73歳以上には貸付を行っていません。

年齢制限に引っかからない他のカードローン業者を探す必要があります。

アコム以外で無職の方がお金を借りられる方法は？

アコムでは無職の方はお金を借りられませんでした。

アコムで借りられなくても、無職の方でもお金を借りられる方法はいくつかあります。

比較的利用しやすい4つの方法を紹介します。

クレジットカードを持っていればキャッシング枠を利用する

クレジットカードをすでに所持しているのであれば、そのカードに付帯しているキャッシング枠を利用すればお金が借りられます。

これは、申し込んだ時点で安定収入があれば、現在無職であってもキャッシングすることに規制はかからないためです。

ただし以下の場合は審査に通らず借りられないため注意が必要です。

どちらの場合も、アコムと同じように安定収入の証明が必要になります。

そのため無職の場合は、審査に通らずキャッシング枠を利用できません。

生命保険に入っていれば貸付制度で借りる

生命保険に入っていれば、契約者貸付制度でお金を借りられる場合があります。

ただし、契約者貸付制度はいわば保険料の前借りのようなものです。

そのため返済が滞ってしまうと、保険料から天引きされていくため、いざという時に保険料が支払われなくなってしまいます。

契約者貸付制度は利息も比較的低く、利用しやすいですが、しっかりとした返済計画を立ててから利用しましょう。

公的な支援を受給する

どうしても生活に困窮してお金が必要な場合は、国からお金を借りられる「公的融資制度」を利用しましょう。

消費者金融などで借りるよりも金利は安く、あるいは無金利のためリスクも少なくなります。

ただし、事業や遊び目的での利用はできないため注意してください。

主な公的融資は以下のとおりです。

名前	内容
生活福祉資金貸付制度	低所得・高齢者・障害者世帯などの困窮者への生活費
求職者支援資金融資	仕事を探している人のための職業訓練費用
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度	未成年の子を扶養しているひとり親に向けた貸付
教育一般貸付	中学校卒業以上の子の入学金などの教育費
奨学金制度	大学生などの学費
看護師等修学資金	看護師養成施設に通う学生の学費の貸付
生活保護制度	働くことが難しい方への生活費支給制度
住居確保給付金	家賃の支払いが難しい方への一時的な支給制度

国は、さまざまな事情があって生活が苦しい方のために多くの支援を用意しています。

質屋で借りる

質屋に私物を持って行ってお金を借りるという方法もあります。

質屋は、お店に何かしら物品を持っていき、それを担保にお金を借りるシステムです。

借りたお金を返済すれば、再び取り戻せます。

質屋に持っていったものが必要なければ、借りたお金を返済する必要はありません。

質屋では預かる期間が決められており、それを過ぎれば所有権が質屋に移り「質流れ」という状況になります。

質流れしてしまった場合は二度と手に入らなくなってしまうため注意が必要です。

アコムの無職に関するよくある質問

アコムの貸付制度に関するよくある質問に回答します。

アコムは無職では借りられない！安定収入があれば借りられる

アコムは無職でも借りられるかどうかについて詳しくまとめました。

アコムに限らず、安定収入がない方はお金を借りるのは難しいというのが現状です。

無職のままお金を借りることが可能であれば、返済は滞り、借金が雪だるま式に増えていってしまう可能性もあります。

少しでも安定収入があれば、アコムの審査も通りやすくなりお金は借りられるので、現在無職の方はまずは安定収入を得られるようにしましょう。

事情があってそれすら難しい方は、国が用意している公的な融資を利用しましょう。