XMはある条件で口座が凍結されてしまいます。
今回の記事では、XMの口座凍結について、次のことを徹底的に解説します。
- XMで口座凍結・口座休眠になる原因
- XMで口座凍結・口座休眠になったときの対処法
- XMで再登録する際の注意点
XMで口座凍結・口座休眠になってしまった方は、ぜひご覧ください。
関連記事:XMで出金拒否される14の理由!出金できない原因と解決方法を解説
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関連記事:海外FX業者のおすすめ比較ランキング!人気口座一覧【2024年最新】
海外FXの手引編集部では、XMについて「ガチ批評」をしました。
XMへの忖度ない意見を知りたい方は、ぜひ関連記事をご覧ください。
XMで口座凍結・口座休眠になる原因とは?
XMで口座凍結・口座休眠になる原因は、主に2つあります。
- XMの口座残高が0円の状態が90日以上続いた場合
- 規約違反の取引をしてしまった場合
XM上の口座残高が0の状態が90日以上続くと自動的に口座が閉鎖されてしまいます。この状態のことを口座凍結と呼びます。
90日以上取引が行われなかったり資金の入金が行われないと自動的に凍結されます。
凍結してしまった口座は二度と戻すことはできませんし、ログインすることも不可能になります。
サポートに解除の依頼をしても、基本的に凍結の解除が行われることはありません。
つまり、凍結されてしまった口座は諦めるしかないのです。
規約違反の詳細については後の項目で解説しているので、規約違反が原因と考える方はこちらもご覧ください。
XMの口座が凍結・休眠になった時の対処法はひとつ
XMで口座が凍結・休眠になった場合、新しく口座を作り直すしか対処法はありません。
もう一度開設し直すのは面倒かもしれませんが、最短3分以内で開設できるので、再度作り直しましょう。
サポート側の対応力も向上しているため、提出書類の審査もスピーディーで当日に終わることがほとんどです。
XMで口座を再開設した場合、新規口座開設ボーナスはもらない
XMで口座を再開設しても、新規開設ボーナスは貰えません。
XMで最初に口座を開いたときに3,000円のボーナスを貰ったと思いますが、2回目は貰えないのです。
ですが入金ボーナスに関しては、上限額が引き継がれるので、使い切ってない場合は貰えます。
ここでの入金ボーナスの上限とは、入金によってもらえるボーナスの最高額のことを示しています。
初回時の口座開設時のボーナス上限は以下のとおりです。
(1ドル=135円で計算した場合の数字です。)
- 入金100%ボーナス=上限500ドル(67,500円)
- 入金20%ボーナス=上限4,500ドル(607,500円)
まだ入金ボーナスを使い切っていない場合、再開設した口座でも使えるので、ご安心ください。
XMの口座凍結と口座休眠の違いとは?
口座休眠と口座凍結の大きな違いは、口座を復活させられるという点です。
XMで口座が休眠する原因は、口座凍結とはほぼ変わりません。
90日間取引が行われないという条件は変わりませんが、口座に残高がある程度(500円以下)残っていると口座休眠になります。
口座休眠になり、口座が0円になると口座凍結に移り変わります。
口座休眠の状態だと口座を復活させることは可能なので、早めに対処しましょう。
口座休眠になった場合の対処法
口座休眠になった場合、以下の方法で対処しましょう。
- 新しく取引注文を行う
- 追加入金を行う
口座が休眠状態になっていても、MT4とMT5にログインできます。
そこで取引を再度行えば休眠を解除することができるのです。
または休眠中の口座に追加で新しく入金を行うことでも、休眠は解除されます。
すでに休眠状態になってしまっていて解除方法がわからないという方は、新しく取引注文を行うか、追加で入金を行うようにしましょう。
関連記事:MT4とMT5の違いは?EA開発者がスマホ・PCの違いやおすすめの選び方を解説
口座休眠には毎月5ドルの手数料がかかる
口座が休眠状態になると、毎月5ドルの維持手数料が発生してしまいます。
その手数料は口座残高から差し引かれるので、口座残高が0円になった時点で口座は凍結されます。
5ドルは650円〜700円ほどで大きな金額ではありませんが、本来は支払う必要のないお金なので、休眠状態に入った時点でなるべく早い段階で解除しておくようにしましょう。
XMの口座凍結につながる規約違反の例を6つご紹介
XM側が提示している規約に違反すると口座は凍結されます。
XMで禁止されている事項は以下のとおりです。
- 複数口座を使用した両建て取引
- 他の業者を使った両建て取引
- 裁定取引・サヤ取り(アービトラージ)
- ネットワークの遅延を利用した取引
- 窓埋めや窓開けのみを狙った取引
- 経済指標発表や影響力のある人の発言を狙ったハイレバレッジ取引
このような禁止事項を犯してしまい口座が凍結されてしまった場合は、基本的に解除することは不可能です。
また場合によっては永久的にXMの利用を停止される可能性があるので、しっかりと確認しておきましょう。
関連記事:XMの禁止事項とペナルティを解説!口座凍結になると出金できない?
複数口座を使用した両建て取引
両建てとは、同一の金融商品の買いと売りのポジションを同時に立てることを指しています。
一方の損失をカバーし合うことができるので、リスクヘッジとして活用している人もいるでしょう。
しかし複数口座を使用した、両建てをすることは禁止されています。
XMはゼロカットシステムという、自己資金以上の損失が出た際にマイナス分をXMが負担してくれるシステムがあります。
複数口座を使用した両建てを行うと「ゼロカットを前提としたハイレバレッジ取引」が可能になってしまい、XMが一方的に損をしてしまうので、禁止されているのです。
他の業者を使った両建て取引
XMでは他の業者を使った両建ても、ゼロカットシステムを悪用しているとして禁止されています。
他の業者を使ってるし、両建ての取引なんて分かるわけないのでは…?
そう思ってしまいますが、実は意外とバレてしまうもの。
XM等の海外FXの場合、MT4やMT5を使用して取引を行います。
そのため売買のタイミング等でバレる可能性が高いのです。
他の業者を使用した両建てを許可している海外FXはほぼないので、行わないようにしましょう。
裁定取引・サヤ取り(アービトラージ)
裁定取引やサヤ取りは、同じ価格の通貨のペアの価格のズレを狙って稼ぐ取引です。
XMでは108.100円の際に、他の業者では109.000円といった少しのずれが発生することがあります。
この差は時間が経てば埋まりますが、高い方で売りを行い、安い方で買いを行うと多少の差ではありますが稼げます。
このような取引をまとめてアービトラージ取引と呼びます。
このような取引は基本的には禁止されているため行わないようにしてください。
関連記事:海外FXでアービトラージは禁止?注意点や始め方を徹底解説!
ネットワークの遅延を利用した取引
非常に重要な経済指標の発表をする時などは、値動きが大きくなる傾向にあります。
その時にネットワーク接続やサーバーの障害などによって、レートエラーが発生することも。
このようなエラーやネットワーク遅延を狙って取引することは禁止されています。
この行為によって絶対に口座が凍結することはありませんが、取引自体が無効になることがあります。
また当然ですが、DoS攻撃などによって、意図的にレートエラーを発生させて取引を行うことも禁止されています。
窓埋めや窓開けのみを狙った取引
窓とは金曜日の終値と月曜日の始値に空きができて、ローソク足とローソク足の間にできた空間のことを意味しています。
平日は基本的に24時間取引が行えるので、あまり窓が開くことはありません。
しかし金曜日と月曜日の間に窓が開くことは頻繁にあります。
土日の為替の変動は経済の影響を受けるため、月曜日の始値のチャートに大きな窓が開くことがあるのです。
窓が開いた場合、窓埋めの方向に動く可能性が高いため、利益を出しやすいと言われています。
窓開け取引は基本的に問題はありませんが、窓を狙った取引のみをおこなうことは規約違反に該当してしまいます。
1回の取引だけでペナルティが課せられることは考えにくいですが、複数回繰り返すと口座が凍結される可能性があるので、注意しましょう。
経済指標発表のみを狙ったハイレバレッジ取引
為替レートは経済指標発表の前後に大きく動きます。
例えば上記のように、経済指標の発表直後に数百pips動くことも珍しくありません。
このような経済指標のタイミングのみを狙ったハイレバレッジ取引は禁止されています。
ゼロカットシステムを悪用すれば、低い資金を入れておいて一か八かのハイレバレッジトレードができてしまうので、それを規制するためですね。
ハイレバレッジでなければ問題はありませんが、トレードする際は注意しておきましょう。
XMで禁止されていない取引もたくさんある!
XMって、けっこう禁止されている取引が多いのかな…?
そう感じた方もいると思いますが、XMは比較的に規制がゆるい海外FXです。
XMが規制している取引は基本的に他の海外FXでも規制されていますし、XMが禁止していない取引もたくさんあります。
- 自動売買を利用した取引
- スキャルピング
ここからはXMで禁止されていない取引について解説していきます。
自動売買を利用した取引
自動売買はEA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれているツールです。
チャートを監視していなくても、自分で設定したタイミングで自動的に売買を行なってくれるため利益を上げられます。
XMなら自動売買は禁止されていないので、安心して取引を行いましょう。
ちなみに自動売買はOKですが、人工知能(AI)を利用した高速スキャルピングは禁止されています。
通常であればAIを使った取引は行わないと思いますが、念のため覚えておきましょう。
通常であればAIを使った取引は行わないと思いますが、念のため覚えておきましょう。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒から数分といった短い時間で何度も売買を繰り返すトレード手法のことです。
スキャルピングはサーバーへの負担が大きかったり、注文の対応に間に合わないという理由から、海外FXでは禁止している業者が多いです。
ですがXMはスキャルピングOKなので、遠慮なくトレードできます。
しかもスキャルピング取引に適している「ゼロ口座」も用意しているほどです。
ゼロ口座はスプレッドが狭いため、スキャルピングに適した口座のこと。
これから「スキャルピングをしたい」と思っている方は、ぜひXMのゼロ口座もチェックしておきましょう。
XMの口座凍結・口座休眠まとめ!原因を把握してまた取引を再開しよう。
XMで口座凍結された場合、原則としてもとに戻すことはできません。
ですが規約違反でもしていない限り、カンタンに作り直すことができます。
もし口座凍結されてしまった場合も、また作り直して、XMでトレードを再開しましょう。
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