XMは一括決済できる?スマホ版MT4/MT5の方法も画像付きで解説

XMは一括決済できる?スマホ版MT4/MT5の方法も画像付きで解説

XMって一括決済できるの?

MT4/MT5のデフォルトのままだと一括決済できないけど、対処法はない?

XMのMT4/MT5利用している方には、デフォルトに一括決済機能がなく困っている方も多いでしょう。

一括決済は複数ポジションを保有している場合に非常に役立ち、スキャルピングのような素早い判断が必要なトレードでは必要な機能といえます。

まずは結論ですが、XMは取引ツールによっては一括決済が可能です。

例えばPC版MT4/MT5はデフォルトのままでは一括決済ができませんが、「OneClickClose」という自動決済ツールを導入することで一括決済ができます。

本記事ではXMの取引ツール毎の一括決済の方法と、「OneClickClose」の導入方法について紹介していきます。

海外FXの手引編集部では、XMについて「ガチ批評」をしました。

XMへの忖度ない意見を知りたい方は、ぜひ関連記事をご覧ください。

関連記事:XMの評判・口コミ25選!危険性やメリット・デメリットを編集部がガチ批評

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目次

XMは取引ツール次第で一括決済ができる

XMは取引ツール次第は一括決済ができます。

まずはXMの取引ツール別の一括決済について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【PC版MT4/MT5】自動決済EAの導入で一括決済ができる

まずPC版MT4/MT5ですが、XM公式サイトからダウンロードしたままのデフォルト状態では一括決済ができません

そのため、PC版のMT4/MT5で一括決済するためには「OneClickClose」という自動決済機能がついているEAをインストールする必要があります。

「OneClickClose」は「FX研究日記」というサイトから無料でインストールできるツールであり、誰でも気軽に利用できます。

「OneClickClose」のインストール手順にスキップ

【スマホアプリ版MT4/MT5】MT5のみ一括決済できる

スマホアプリ版のMT4/MT5は、MT5のみ一括決済ができます。

スマホアプリ版のMT4/MT5には「OneClickClose」をインストールできないため、アプリに搭載されているデフォルトの決済機能を使うしかありません。

そのため、残念ながらスマホアプリ版のMT4で一括決済をすることはできず、スマホから一括決済をするためにはMT5に対応した口座を保有する必要があります。

XMはMT5にも対応していますが、MT4しか対応していない業者で一括決済をする場合は、PC版のMT4/MT5に「OneClickClose」をインストールするしかないでしょう。

【XMアプリ・Webトレーダー】両建てのみ一括決済できる

XMアプリとXMウェブトレーダーは「両建て解除機能」が搭載されており、両建てポジションのみ一括決済が可能です。

両建てのポジションは買い・売りの両方を同時に決済することが多いため、XM専用アプリの両建て解除機能は役に立つでしょう。

しかし、これはあくまで「両建てを解除する機能」であるため、複数の買いポジションを同時に決済することはできません。

XMの口座タイプにおいてスマホから一括決済をしたい場合は、XMのMT5用口座を開設したうえで、スマホアプリ版のMT5を利用しましょう。

XMで一括決済ができる「OneClickClose」を導入する手順と使い方

それではPC版のMT4/MT5を利用している方向けに、一括決済ツール「OneClickClose」をMT4/MT5に導入する手順と使い方について紹介してきます。

それぞれ順番に解説していきます。

「OneClickClose」をMT4/MT5に導入する手順

まずは「OneClickClose」をMT4/MT5に導入する手順です。

「OneClickClose」をMT4/MT5に導入する手順
  • 「OneClickClose」をダウンロード
  • ダウンロードした「OneClickClose」をコピー
  • MT4/MT5を起動し、コピーした「OneClickClose」張り付ける

では、上記の3ステップについて画像付きで見ていきましょう。

STEP
「OneClickClose」をダウンロード

まずは「FX研究日記」にアクセスし、「OneClickClose.zip」をクリックしてダウンロードします。

「OneClickClose.zip」をクリックしてダウンロード
出典:FX研究日記

zipファイルでダウンロードされるため、MT4/MT5を起動する前に解凍しておきましょう。

STEP
ダウンロードした「OneClickClose」をコピー

実際に使うファイルはプラットフォーム毎に異なるため、必要な「.ex」をクリックしてコピーします。

  • MT4にインストールする場合:「MT4」▶「OneClickClose.ex4」を利用。
  • MT5にインストールする場合:「MT5」▶「OneClickClose.ex5」を利用。

今回は例としてMT4にインストールするため、「OneClickClose.ex4」を事前にコピーしておきます。

「OneClickClose.ex4」を事前にコピー
STEP
MT4/MT5を起動し、コピーした「OneClickClose」張り付ける

続いてインストールするMT4/MT5を起動し、「データフォルダを開く」をクリックします。 

MT4/MT5を起動し、コピーした「OneClickClose」張り付ける

続いて、「MQL4」▶「Exnperts」と移動し、「OneClickClose.ex4」を貼り付けるか、画面に余裕があればドラッグ&ドロップで移動させます。

(※MT5の場合は「MQL4」▶「Exnperts」▶「Advisors」となります。)

「OneClickClose.ex4」を貼り付けるか、画面に余裕があればドラッグ&ドロップで移動

以上でMT4への「OneClickClose」のインストールが完了しました。

今回はMT4の操作ですが、MT5でもやることは同じなので、ぜひ上記の流れを参考にしてみてください。

「OneClickClose」の使い方

続いて「OneClickClose」の使い方について紹介していきます。

「OneClickClose」の使い方
  • 「OneClickClose」をチャートにドラッグ&ドロップ。
  • 「自動売買を許可」にチェック。
  • ボタンでポジションを一括操作する。

以上の3ステップについて、使い方を画像付きで見ていきましょう。

STEP
「OneClickClose」をチャートにドラッグ&ドロップ。

まずはナビゲータからインストールされた「OneClickClose」を探し、利用したいチャート上にドラッグ&ドロップします。

ナビゲータからインストールされた「OneClickClose」を探し、利用したいチャート上にドラッグ&ドロップ

上記のように、OneClickCloseのオプション画面が開かれたら問題ありません。

※ナビゲータ上に「OneClickClose」が見つからない場合、「.ex4」または「.ex5」が正しいかを確認し、MT4/MT5を再起動してみてください。

STEP
「自動売買を許可」にチェック。

オプション画面が表示されたら、「自動売買を許可する」にチェックを入れましょう。
(※MT5の場合は「アルゴリズム取引を許可」にチェック。)

「自動売買を許可する」にチェック

あとは「OK」をクリックすると、以下のようにチャート上に3つのボタンが表示されます。

「OK」をクリックすると、以下のようにチャート上に3つのボタンが表示
  • CLOSE SELL:ショートポジションを全て決済。
  • CLOSE BUY:ロングポジションを全て決済。
  • CLOSE ALL:すべてのポジションを決済。

これらのボタンが表示されていることを確認したら、あとはチャート上部の「自動売買」をクリックすることで実際に利用できます。

チャート上部の「自動売買」をクリックする

以上が「OneClickClose」の利用手順です。

利用するチャート毎にナビゲータからドラッグ&ドロップする必要はありますが、一度インストールすることで全てのチャート上に表示させられます。

一括決済をしたい方には非常に便利なツールなので、ぜひ利用してみてください。

「OneClickClose」のカスタマイズ方法

「OneClickClose」は、右上のアイコンをクリックするか、チャート上で右クリック▶「エキスパートアドバイザー」からカスタマイズ可能です。

「OneClickClose」のカスタマイズ方法
「OneClickClose」でカスタマイズできる項目
  • スリッページの許容幅
  • 決済音ファイル名
  • 決済モード
  • 複数決済モード
  • ボタン表示位置調整(X軸)
  • ボタン表示位置調整(Y軸)
  • 文字フォントサイズ
  • ボタン高さ
  • ボタン幅
  • ボタン色(SELL)
  • ボタン文字色(SELL)
  • ボタン色(BUY)
  • ボタン文字色(BUY)
  • 全決済ボタン表示
  • 全決済ボタン位置調整(X軸)
  • 全決済ボタン位置調整(Y軸)
  • 全決済ボタンフォントサイズ
  • 全決済ボタン高さ
  • 決済ボタン幅
  • 全決済ボタン色
  • 全決済ボタン文字色
  • マジックナンバーの使用
  • マジックナンバーの指定例
  • マジックナンバーの指定

スリッページの許容幅(point)やボタンの色・横幅・高さに加え、決済時の音声ファイルなどを自分好みにカスタマイズできます。

チャートの雰囲気に合わせてボタンの形や配色を変更したり、自分の扱いやすい大きさに整えるなど、ご自由にカスタマイズにしてみてください。

XMの一括決済をスマホ版MT5で行う方法

スマホ版のMT5でXMのポジションを一括決済する方法について見ていきます。

スマホ版MT5でXMのポジションを一括決済する方法

スマホ版のMetaTraderはMT5のみ一括決済に対応しているので、ご注意ください。

それでは上記のステップについて画像付きで見ていきましょう。

STEP

前提:まずはスマホアプリ版MT5をインストール

そもそもスマホアプリ版MT5をインストールしていない方は、アプリストアで「MT5」と検索しインストールしてください。

まだスマホアプリ版MT5をインストールしていない場合、Appstoreで「MT5」と検索し、インストール

インストールが完了したら「口座番号」「パスワード」「ログインサーバー」の3つを入力し、取引口座にログインします。

XMの場合、取引口座へのログイン情報は口座開設時のメールに記載されているため、忘れた方はそちらを参考にログインしてみてください。

STEP

ポジションを一括決済する

それではスマホアプリ版の一括決済の操作方法を見ていきましょう。

まずはどのポジションでもよいのでクリックし、以下のようにポジションの操作画面を表示させます。

ポジションの操作画面を表示

すると「一括操作」が表示されるため、クリックすると以下の画面が表示されます。

「一括操作」画面が表示

「すべてのポジションを決済」をクリックすることで、保有中のすべてのポジションが決済され、ノーポジションとなります。

その他にも「収益性の高いポジション(含み益)」のみの一括決済や、「BUY/SELLのポジションを決済」など、できることは様々です。

以上がスマホアプリ版MT5の一括決済方法です。

XMの一括決済は、iPhone端末とAndroid端末のMT5どちらにも対応しています。

仮にアプリ版のMT5で一括決済が表示されない場合、アプリのアップデートがされていない可能性があるため、利用前にアップデートを済ませておきましょう。

XMで一括決済する方法のまとめ

FXにおける一括決済は、複数ポジションをスムーズに決済するにあたって、非常に便利な機能です。

MT4/MT5のデフォルトの機能でも、ポジション画面の「×」をクリックすることで個別に決済はできますが、決済ごとに読み込みされるため動作は重くなるのが欠点です。

そこで本記事で紹介した「OneClickClose」を利用することで、業者に関係なくMetaTraderにインストールするだけで一括決済が可能になります。

複数銘柄ポジションを同時に保有する方や、細かい分割エントリーをする方には間違いなく便利な機能なので、ぜひ取り入れてみてください。

XMの口座開設に関する疑問がある方へ!!

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