XMの10個の禁止事項とは？利用規約の違反になる注意点・ペナルティを解説

本記事では、XMの禁止事項について解説いたします。

「XMは出金拒否があるから怖い」という噂はよく目にします。

ですがXMの取引時の禁止事項行為をしなければ、出金拒否をされることはありません。

本記事では「禁止事項にあたらない行為」なども解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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XMの禁止事項10個を徹底解説

XMで絶対に知っておくべき取引時の禁止事項・利用規約は下記の10個です。

①：複数口座（他社口座、複数人グループ）による両建て

XMは複数口座による両建ては禁止です。

なぜなら、XMはゼロカットシステムを採用しているからです。

ゼロカットシステムとは、口座残高がマイナスになった場合に、マイナス分をゼロにしてくれるシステムです。

ゼロカットシステムを利用して複数口座で両建て取引をすると、ノーリスクで利益を得られます。

例えば、大きな経済指標が出る前に「A口座（10万円）」と「B口座（10万円）」で両建て取引をして、それぞれで20万円の損益が出たとします。

B口座ではゼロカットシステムが発動するので、実際の損失は10万円です。

ですがA口座では利益が20万円出ているので、差し引き10万円の利益獲得になります。

以上のように、ノーリスクで利益を得られるため、XMでは複数口座での両建て取引を禁止しています。

複数口座での両建てとは、具体的には次の4つを指しています。

「相関関係にある通貨ペア」とは、具体的には「GBPUSDとNZDUSD」などが該当します。

相関関係にある場合、片方が上がれば、もう片方も上がる性質があります。

相関関係について知らない場合、意図せず両建てになってしまうかもしれません。

複数口座間で別の通貨ペアを取引する場合は、事前に「通貨ペアの相関関係」を確認しておきましょう。

②：第三者による口座運用

自分の口座を第三者が運用するのは禁止です。

他人の口座を自分が代わりに運用するのも禁止です。

自分が登録した口座で運用しましょう。

③：接続遅延・レートエラーを利用した取引

アメリカ大統領選など、世界的な大イベント日にはサーバーにアクセスが集中します。

サーバーにアクセスが集中すると接続遅延が起こり、適正な価格が反映されず取引が成立することも。

このような接続遅延やレートエラーを利用した取引は、XMが損失を被る可能性があり禁止にしています。

サーバーに負荷を与え、接続遅延やレートエラーを起こす行為も禁止です。

④：経済指標発表時など値が大きく動くタイミングのみを狙ったハイレバ取引

経済指標発表時など、レートが大きく動くタイミングのみを狙ったハイレバ取引は禁止されています。

ゼロカットシステムを悪用した取引だと判断されるためです。

1,000倍などのハイレバでない限り、この項目に該当する可能性は低いですが、経済指標時にはスプレッドも大きく開きます。

なるべく経済指標時にはトレードしないようにするのも1つの手法でしょう。

⑤：ボーナスやXMポイントの不正取得

ボーナスやXMポイントの不正所得とみなされる行為は禁止です。

XMで獲得できるボーナスは下記の3つです。

具体的には下記のような行為はやめましょう。

ボーナスの不正取得は、口座の永久凍結や損害賠償請求される可能性がある危険な行為なのでご注意ください。

関連記事：XMポイント（XMP）の効率のいい貯め方・使い方とは？確認・交換方法も解説

⑥：裁定取引（アービトラージ)

裁定取引とは、業者間でのレートの違いを利用して利益獲得する取引です。

2社のレート差が開いた瞬間に買いと売りで同時に注文し、レート差が縮まるタイミングで反対売買を行えば、利益を出せます。

このような裁定取引は禁止行為にあたるので、ご注意ください。

関連記事：海外FXでアービトラージは禁止？注意点や始め方を徹底解説！

⑦：週明けの窓開け・窓埋めのみを狙った取引

金曜日の終値と月曜日の始値の価格が大きく開くことがあります。

価格が大きく開くことを「窓開け」といい、窓開けが起こると、「窓埋め」といって価格差を埋める動きが起こります。

窓埋めは8割以上の確率で起きるといわれ、窓埋めを狙うことで高い確率で利益獲得が可能です。

窓埋めを狙った取引自体は禁止されていませんが、窓埋め狙いばかりをしていると、規約違反になりかねないので、ご注意ください。

⑧：自己アフィリエイトによる取引

自己アフィリエイトとは「自分の友だち紹介リンクを使って、自分でもう1つのアカウントを作成すること」です。

「アフィリエイト報酬を不正に受け取る行為」のため、当然禁止されています。

⑨：AI（人工知能）を使った取引

AI（人工知能）を使った取引は禁止となっています。

例えば複雑なアービトラージも、AIを使えば比較的簡単に実行できます。

通常であれば気にする必要はない項目ですが、念のため把握しておきましょう。

⑩：日本在住者にXMでの取引を直接勧誘する行為

日本の金融庁が定めたルールでは、直接日本在住者に対してXMでの取引を勧誘する行為は禁止となっています。

対面や電話で勧誘する行為も違法とみなされることも。

XM自体のルールではありませんが、頭に入れておきましょう。

XMの禁止事項にあたらない行為

ここからは禁止事項にあたらない行為もご紹介します。

1つずつ確認しましょう。

①：スキャルピング

超短期売買の取引手法のスキャルピングは禁止されていません。

サーバーに負荷がかかるなどの理由で禁止にしているFX業者がある中、XMではOKです。

1日の取引回数に制限がないため、数分、数秒の売買を繰り返し行えます。

XMの公式サイト内でもスキャルピングを認める記載があります。

スキャルピングは禁止事項にはあたりません。

関連記事：XMでのスキャルピングは禁止？メリットや注意点、おすすめ口座を解説！

②：自動売買

XMでは自動売買ソフトを利用したトレードが可能です。

XMのプラットフォームのMT4は、様々な種類の自動売買ソフトがリリースされているので、試すのもいいでしょう。

ただし、自動売買を利用した超高速スキャルピングは禁止になっているので注意してください。

③：同一口座での両建て

同一口座内での両建て取引は禁止事項にはあたりません。

別口座間や他業者の口座との両建て取引は禁止ですが、同一口座内であればOKです。

両建て取引をしたい場合は、同一口座内にしましょう。

④：経済指標発表時の通常取引

経済指標発表時のハイレバ取引は禁止ですが、通常取引は可能です。

ハイレバ取引は、ゼロカットシステムを悪用した利益を獲得しやすいためです。

ただし、値が大きく動くタイミングのみを狙うのは、通常取引でも禁止なので注意しましょう。

XMの禁止事項に違反した場合のペナルティ

禁止事項に違反するとペナルティが科されます。

主なペナルティは下記の3つです。

1つずつ解説します。

①：最大レバレッジの制限

禁止行為を行うと最大レバレッジが制限される可能性があります。

XMの最大レバレッジは1,000倍ですが、100倍、50倍になることも。

最大レバレッジが制限されると、利益が格段に減るリスクがあります。

XMの利点を生かせなくなるので、不正取引はやめましょう。

関連記事：XMのレバレッジルールまとめ！レバレッジ規制や確認・変更方法まで徹底解説

②：口座凍結、アカウント停止

不正な取引を行うと、口座凍結、アカウント停止になることがあります。

アカウント停止になれば、XMでは二度と口座を開設できません。

XMでトレードを続けたいなら、禁止事項行為はやめましょう。

口座凍結でボーナスは消滅

口座が凍結すると保有しているボーナスはすべて消滅します。

保有しているXMポイントもすべて消滅します。

新規で口座開設をしても口座開設ボーナスはもらえません。

ただし、入金ボーナスの上限額は引き継がれるので、新規口座で受け取りは可能です。

口座凍結になると出金はできない？

口座凍結になっても出金はできます。

ただし、口座凍結の利用によっては、不正に得たかもしれない利益分は出金できないことがあります。

口座凍結になったら、XMサポートデスクに連絡をして確認しましょう。

また禁止事項を行っていなくても、90日間、入出金や取引がないと口座が休眠状態になります。

休眠口座になると、毎月5$の口座維持手数料が発生します。

休眠口座の残高が0になると口座凍結になり、残高0のため出金ができなくなるので注意しましょう。

稼ぎすぎて口座が凍結することはない

禁止事項を行って口座が凍結することはありますが、稼ぎすぎて口座が凍結することはありません。

XMの悪い噂で「稼ぎすぎるとXMは出金拒否をする」というのを目にすることがあります。

XMは、そのような悪徳業者ではありません。

資本金が約400億円、100万口座を超える顧客を抱え、確固たる地位にある業者です。

ユーザーの数十万、数百万円の利益を出金拒否したところでメリットが全くありません。

出金拒否をして悪い噂をSNSで流されるより、XMの本来の事業に力を入れてるほうが、よっぽど利益が出ます。

なので、稼ぎすぎて出金拒否はないので安心してください。

③：利益全額没収・出金拒否

禁止行為をした場合、不正取引によって得た利益分の全額没収や出金拒否になる可能性があります。

出金できるかXMのサポートデスクに連絡をして確認しましょう。

不正取引による利益の出金を認めるとXMの負担はかなりのものになるので、利益全額没収もやむを得ません。

トレーダーにとっては重い処分が下るので、不正取引はやめましょう。

禁止事項でXMの口座が凍結になった場合の対処法

XMでは口座が凍結になると、ログインすらできなくなり口座の利用ができなくなります。

引き続き、XMで取引を行いたい場合は、新規で口座を開設しましょう。

故意でないのに口座凍結された場合は、XMのサポートデスクに問い合わせましょう。

可能性は低いですが、もしかしたら凍結解除される場合があります。

XMの禁止事項違反はリスクしかないのでやめよう

XMの取引時の禁止事項とペナルティについてご紹介しました。

今回ご紹介した禁止事項を行わなければ、口座凍結やアカウント停止になることはないので安心してください。

XMには取引時の禁止事項がありますが、悪質な取引行為をしなければ、

• 出金拒否なし
• ボーナスがたくさんもらえてトレードに有利

など、XMは他社よりも使いやすいのは間違いないです。

XMの取引時の参考になれば幸いです。