Tradeviewのレバレッジ500倍って低いのかな？
おすすめのレバレッジ取引方法も知りたい
Tradeviewの最大レバレッジは500倍までとなっていてFX取引をするには十分な大きさがあります。
レバレッジが500倍までかけられるとなると、少額でFX取引にチャレンジしてみたい方から大口の投資家の方までどんなトレーダーの方にでも対応できます。
ただしTradeViewは銘柄タイプによっては最大レバレッジに制限がかかるため注意が必要です。
この記事ではTradeviewのレバレッジ取引の特徴や、注意点などを詳しく解説します。
- Tradeviewの最大レバレッジは500倍
- Tradeviewの口座タイプごとに最大レバレッジが異なる
- Tradeviewは銘柄ごとに最大レバレッジが異なる
- Tradeviewは最大レバレッジを途中で変更できる
- Tradeviewは口座残高が1,000万円に達するとレバレッジが100倍に制限される
- Tradeviewのデモ口座の口座残高はレバレッジ制限の影響を受けない
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Tradeviewのレバレッジとは
Tradeviewを含む海外FX業者はレバレッジの制限が法によって定められていません。
日本国内ではFX取引におけるレバレッジは25倍までと法律で定められています。
そのため海外FX業者では、最大レバレッジの大きさをどんどん吊り上げている業者も少なくありません。
しかしそれほどまでに大きいレバレッジは本当に必要なのでしょうか？
まずはレバレッジに関する知識と、仕組みを解説します。
レバレッジ取引とは
レバレッジ取引とは、口座に入金した資金の何倍もの金額の取引を行えるシステムです。
自身の所有する資金だけでは実現できない高額な取引を行えるメリットがある一方で、負けた時の損失も同じ倍率で大きくなるというデメリットがあります。
レバレッジという言葉の意味は「梃子（てこ）の原理」の「梃子」という言葉が語源です。
小さな力で大きなものを動かせるというこの原理から、名前がつけられました。
レバレッジ取引の仕組み
例えばレバレッジをかけずに、1ドル＝100円の時に1,000円分ドルを買い、1ドル=110円の時に売ると、10ドルの価値は1,100円になります。
ドルを再び円に両替すればあなたの利益は100円です。
海外FXの手引編集部ここまではレバレッジをかけていない＝レバレッジ1倍の状態です。
しかしレバレッジ10倍を使えば、1,000円しかなくても10倍の100ドル分の取引が可能となります。
100ドルを持っているのとに同じように、1ドル=110円になれば1,000円の利益が手に入ります。
代わりに1ドル=90円となった場合、レバレッジをかけていなければ100円の損失で済んだ部分が1,000円の損失に膨れ上がるため資金はゼロになります。
利益も10倍、損失も10倍になりました。
これがレバレッジ取引です。
Tradeviewのレバレッジの基本情報を解説
Tradeviewの実際のレバレッジについて解説します。
Tradeviewはタイプや銘柄ごとに決められている最大レバレッジは異なります。
Tradeviewのレバレッジは最大500倍
Tradeviewの最大レバレッジはXレバレッジ口座（スタンダード口座）の500倍です。
その他cTrader口座は400倍、ILC口座は200倍が限度のレバレッジになっています。
最大500倍と聞くと少なく感じる方もいるかもしれません。
確かに他の海外FX業者は1,000倍や多いところでは3,000倍、無制限などのレバレッジを提供している業者もあります。
しかし後述しますが、500倍というレバレッジはFX取引でレバレッジ取引をするには十分高い設定です。
レバレッジが500倍しかないから物足りなくなることはいうことはほぼないと考えて良いと思います。
Tradeviewの最大レバレッジは途中で変更可能
Tradeviewの最大レバレッジは途中で変更できます。
変更するにはレバレッジ変更申請を提出する必要があります。
レバレッジ変更申請は専用のページから行えます。
変更するレバレッジは選択形式ではないため、最大レバレッジ以内であれば自由に変更が可能です。
現在会員ページからレバレッジの変更ができなくなっていたため問い合わせてみました。
お世話になっております。
お問い合わせありがとうございます。
只今ウェブサイトのアップデート中のため一時的に記載がないようです。
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
レバレッジ変更をご希望の場合は直のリンクよりご申請ください。どうぞよろしくお願いいたします。
やはり会員ページからは現在レバレッジの変更のリンクにたどり着けなくなっているようです。
Tradeviewのレバレッジ取引の計算方法（実効レバレッジ）
最大レバレッジは、口座で設定できるためトレーダー自身も確認できます。
では、「現在エントリーしたポジションにかかっているレバレッジは何倍なのか」という計算を解説します。
これは実効レバレッジといい、以下の式で計算できます。
ロット数 ✕ 取引量 ✕ 現在のレート ÷ 有効証拠金=実効レバレッジ
実際にTradeviewの取引で実行レバレッジを計算した例を見てみましょう。
口座残高が10万円で、取引量10万通貨のTradeviewの口座で1ドル100円の時に、0.5ロットでエントリーした場合のレバレッジは何倍になるのか計算してみましょう。
これを先ほどの式に当てはめると
0.5ロット✕100,000通貨✕100÷100,000円＝50倍
となり、レバレッジは50倍かかっているということが分かります。
証拠金10万円で0.5ロットというのは、FX取引において一般的なロット数です。
Tradeviewのレバレッジ500倍というのは高いレバレッジであることがわかると思います。
Tradeviewのレバレッジ取引をするのに必要な資金の計算方法（必要証拠金）
実際にどの程度の資金があれば取引を始められるのか、以下の式で計算できます。
取引量✕ロット数 ÷ レバレッジ × 現時点のレート= 必要証拠金
海外FXの手引編集部設定されている最大レバレッジでは、どれくらいのお金があれば取引を始められるのか知りたい時はこの式を使ってみましょう。
Tradeviewの最大レバレッジである500倍なら最低いくら資金があれば取引ができるのか計算してみましょう。
1ドル100円の時に0.01ロットで取引するとしたら
100,000通貨✕0.01ロット÷500倍✕100＝200円
となります。
Tradeviewでレバレッジ取引をするのに最低な金額はたったの200円であるということが分かりました。
Tradeviewの500倍というレバレッジを使えば、かなりの少額からFX取引を始められることが分かります。
Tradeviewのレバレッジは銘柄ごとに異なる
Tradeviewは口座ごとに最大レバレッジが設けられています。
しかしそれだけでなく銘柄ごとにも最大レバレッジが設けられているため、必ずしも口座の最大レバレッジで取引ができるとは限りません。
あらかじめ銘柄ごとの最大レバレッジを確認しておく必要があります。
Tradeviewで取り扱っている銘柄ごとの最大レバレッジは以下の通りです。
| 種類 | 銘柄 | 最大レバレッジ |
|---|---|---|
| 貴金属 | XAUUSD・ゴールド | 500倍 |
| XAGUSD・シルバー | 500倍 | |
| PLATINUM・プラチナ | 20倍 | |
| PALLADIUM・パラジウム | 20倍 | |
| エネルギー | CRUDEOIL・原油 | 100倍 |
| UKOIL・ブレント原油 | 100倍 | |
| NGAS・天然ガス | 10倍 | |
| 株式指数 | AUS200・ オーストラリア200 | 50倍 |
| FCHI・フランス40 | 50倍 | |
| GDAXI・ドイツ40 | 100倍 | |
| HIS・香港ハンセン | 100倍 | |
| J225・日経225 | 100倍 | |
| NDX・ナスダック | 100倍 | |
| STOXX50E・ユーロ50 | 50倍 | |
| SPXm・S&P | 100倍 | |
| UK100・イギリス100 | 50倍 | |
| WS30・ダウ | 200倍 | |
| 仮想通貨 | BTCUSD・ビットコイン | 10倍 |
| ETHUSD・イーサリアム | 5倍 | |
| LTCUSD・ライトコイン | 5倍 | |
| XRPUSD・リップル | 5倍 |
TradeViewのレバレッジは口座残高によって制限がある
Tradeviewではレバレッジ制限があります。
口座残高が1,000万円を超えた時点で初期設定である100倍のレバレッジに制限されます。
ただし1,000万円の口座残高で100倍のレバレッジで取引をするというのは、かなりの大口の取引になります。
そのため実際にこのレバレッジ制限に影響を受ける方は、一部の機関投資家を除きほとんどいないと考えて良いでしょう。
TradeViewのレバレッジを活用したおすすめの取引方法
Tradeviewでレバレッジ取引をする際のおすすめの方法を紹介したいと思います。
初心者の方はXレバレッジ口座
初心者の方には取引手数料のないXレバレッジ口座がおすすめです。
初心者の方の段階では、大きなレバレッジで取引をすると大変危険です。
不必要に大きなロット数でエントリーできてしまうからです。
まずは小さなロット数で低いレバレッジの取引から始めましょう。
ILC口座のように取引手数料が発生する口座タイプだと、固定の取引手数料がどうしても負担になってしまいます。
そのため初心者の方がレバレッジ取引をするには、取引手数料ではなくスプレッドが引かれるこのタイプの方がおすすめです。
スプレッドはロット数に応じて実質の金額が変わるため、エントリーするロット数が低ければスプレッドの実質金額も安くなります。
Xレバレッジ口座はFX取引の最も有名でスタンダードなプラットフォームであるMT4・MT5を利用できるのもおすすめする理由です。
スキャルピングトレーダーの方はcTrader口座
短い期間で大きなレバレッジを活用した取引をするスキャルピングトレーダーの方はcTrader口座がおすすめです。
cTraderは取引プラットフォームの一つであり、MT4・MT5よりも約定力に優れていると言われています。
注文を早く確定する力のこと。
FX取引では、注文ボタンを押してから実際に注文が通るまでスリッページ（滑り）と呼ばれるズレが生じます。
ポジションをエントリーした瞬間から、実際に注文が確定するまでの価格差が少ないほど約定力が高い・約定力が強いと表現します。
エントリーポイントがシビアになりがちなスキャルピングトレーダーの方には、できるだけエントリーからの価格差が少ない方が負担がありません。
スリッページが大きければ大きいほどより損をしてしまいます。
そのため約定力の強いcTrader口座がおすすめとなるわけです。
レバレッジよりもスプレッドの狭さを優先するならILC口座
とにかくスプレッドの狭さにこだわりたいのであればILC口座がおすすめです。
ILC口座はレバレッジが200倍までしかかけられないのですが、スプレッドが口座タイプの中で最も狭くなっています。
大きいロットで取引をする場合は、このスプレッドの開きが実質な手数料として負担になります。
口座残高が増えてくれば、ロット数は増やせてもレバレッジは下げられるためこちらのILC口座がおすすめになります。
Tradeviewのレバレッジに関する注意点
Tradeviewのレバレッジに関する注意点がいくつかあるので紹介します。
しっかりと注意点を把握しておきましょう。
デモ口座のレバレッジは途中で変更できない
Tradeviewはレバレッジを途中で変更できますが、これはリアル口座に限ったことです。
Tradeviewのデモ口座のレバレッジは途中で変更できません。
Tradeviewのデモ口座のレバレッジを変更したい場合は、新しくデモ口座を開設する必要があります。
なおその際は、元々のデモ口座の情報や資金などは引き継ぐことができないため注意が必要です。
Tradeviewのレバレッジは初期設定から変更する必要がある
Tradeviewのレバレッジは全ての口座で初期設定が100倍に設定されています。
口座を開設した時点でレバレッジを選択する場面などがないため、100倍のレバレッジに設定されていることに気づかず取引を始めてしまうことがあります。
その口座タイプの最大レバレッジを適用させたい場合は、必ずレバレッジの変更手続きを行うようにしましょう。
銘柄によって最大レバレッジが異なる
Tradeviewはタイプだけでなく銘柄ごとにも最大レバレッジが異なるために確認する必要があります。
口座の最大レバレッジより銘柄の最大レバレッジが低い場合は、低い方が適用されます。
レバレッジが高ければ高いほどリスクも多くなる
レバレッジが高くなればなるほど、損失を被った時の証拠金残高が減るスピードもその分早くなっていきます。
そのためしっかりと資金管理をしていないと、自分の想定外のスピードでゼロカットまで到達してしまう可能性があります。
自分の資金に合わせて適切なロット数でエントリーをして、レバレッジをかけすぎないようにしましょう。
レバレッジ制限がかかる
Tradeviewでは口座残高が1,000万円に達した時点で100倍のレバレッジまで制限されます。
再びレバレッジを上げたい場合は口座残高を1,000万円未満にしてからレバレッジ変更申請を提出しましょう。
cTraderが利用できるのはcTrader口座のみ
TradeviewではMT4・MT5に取引プラットフォームとして注目されているcTraderが使えます。
しかしcTraderはcTrader口座のみでしか使えません。
そのため最大レバレッジである500倍のFX取引をしたい場合は、MT4・MT5で取引をするしかありません。
ただしcTrader口座も最大レバレッジは400倍というとても高い設定になっているため、実際にレバレッジが低くて困るということはあまりないでしょう。
Tradeviewのレバレッジに関するよくある質問
Tradeviewのレバレッジに関するよくある質問に回答します。
Tradeviewのレバレッジまとめ
Tradeviewのレバレッジについて詳しくまとめました。
- Tradeviewの最大レバレッジは500倍
- Tradeviewの口座タイプごとに最大レバレッジが異なる
- Tradeviewは銘柄ごとに最大レバレッジが異なる
- Tradeviewは最大レバレッジを途中で変更できる
- Tradeviewは口座残高が1,000万円に達するとレバレッジが100倍に制限される
- Tradeviewのデモ口座の口座残高はレバレッジ制限に影響しない
Tradeviewの最大500倍というレバレッジは取引には十分で、決して低い数値ではないということが分かりました。
ただし口座や銘柄によっては、最大の500倍のレバレッジは適用されないためあらかじめ確認しておきましょう。
Tradeviewは海外の利用者が多く世界的にも信頼度の高い海外FX業者です。
この機会に開設してみてはいかがでしょうか。