XMの金融ライセンスは信頼できる？安全性を徹底検証

2024年5月1日

XMの安全性が気になる。金融ライセンスの信頼性や安全性は大丈夫？

XMは日本人が最も多く利用する海外FXブローカーであり、ボーナスの豪華さやサポートの丁寧さなどから根強い人気があります。

ただし、金融ライセンスの安全性については気になることろですよね。

結論から言うと、XMの金融ライセンスの安全性は非常に高いです。

XMの金融ライセンスが安全である理由5つ

金融ライセンスを6つ所持している
企業規模が大きい
分割管理を採用している
取引方式にNDD方式を採用している
ゼロカットシステムを採用している

XMの安全性が高いことには、上記のような理由があります。

本記事では、XMの金融ライセンスの安全性や、日本の金融庁との関係について詳しく解説していきます。

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そもそも金融ライセンスとは？

そもそも金融ライセンスとは「金融サービスを提供するために必要なライセンス」のことです。

金融ライセンスは国によって基準が異なり、イギリスや日本の金融ライセンスは取得難易度が高く、マイナー国家のライセンスは取得難易度が比較的低くなります。

金融ライセンスでチェックする項目は、具体的に次のようなものです。

金融ライセンスでチェックする項目

顧客の資金管理は適切か
レバレッジの高さに違法性はないか
監督義務をしっかり果たしているか

上記はほんの一例ですが、これらの項目をクリアしないと金融ライセンスは所持できません。

つまり、「金融ライセンスを所持している＝最低限の信頼性はある」ということになります。

XMグループは6つの金融ライセンスを所持している

XM trading の親会社であるXMグループは、全体として6つの金融ライセンスを所持しています。

会社名	ライセンス名	ライセンス番号
Trading Point of Financial Instruments Ltd (キプロス本社)	CySec(キプロス証券取引委員会) FCA(イギリス金融行為監視機構)	CySec：120/10 FCA：538324
Tradexfin Limited (日本向け)	FSA(セーシェル金融庁)	FSA：SD010
Fintrade Limited (日本向け)	FSC(モーリシャス金融サービス委員会)	FSC：GB20025835
Trading Point MENA Limited (ドバイ向け)	DFSA(ドバイ金融サービス局)	DFSA：F003484
Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd (オーストラリア向け)	ASIC(オーストラリア証券投資委員会)	ASIC：443670
Trading Point of Financial Instruments UK Ltd (ヨーロッパ向け)	FCA(イギリス金融行為監視機構)	FCA：705428
XM Global Limited (ベリーズ向け)	IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)	IFSC：IFSC000261/106

XMグループは、取得難易度が高いとされるCySec(ギプロス)やFCA(イギリス)の金融ライセンスも所持しています。

日本向け口座のライセンスは「セーシェル」と「モリーシャス」

グループ全体としては複数のライセンスを所持するXMですが、日本向け口座は「FSA（セーシェル）」と「FSC（モリーシャス）」の2つの金融ライセンスを所持しています。

2つのライセンスの取得状況は、XM公式サイトにもしっかり明記されています。

それぞれの基本情報は次の通り。

■ セーシェルの金融ライセンス

会社名	Tradexfin Limited
住所	F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
ライセンス番号	SD010

■ モリーシャスの金融ライセンス

会社名	Tradexfin Limited
住所	F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
ライセンス番号	SD010

口座開設時にはセーシェル（FSA）かモリーシャス（FSC）の、どちらか1つを選択することができます。

どちらを選択しても違いはありませんが、迷ったらFSAにしておくと良いでしょう。

XMの金融ライセンスが安全である理由5つ

「海外FXの金融ライセンスは怪しい...」と思う方も多いはずですが、XMの金融ライセンスは安全といって問題ありません。

XMの金融ライセンスが安全である理由は、以下の5つです。

XMの金融ライセンスが安全である理由5つ

金融ライセンスを6つ所持している
企業規模が大きい
分割管理を採用している
取引方式にNDD方式を採用している
ゼロカットシステムを採用している

それぞれの理由を詳しく説明していきます。

安全な理由①：金融ライセンスを6つ所持している

先ほど説明した通り、XMグループは全体で6つの金融ライセンスを所持しています。

XMが所持している金融ライセンス

FCA（イギリス）
CySec（ギプロス）
FSA（セーシェル）
FSC（モリーシャス）
ASIC（オーストラリア）
IFSC（ベリーズ）

XMグループ全体で見ると、取得難易度の高いイギリスやギプロスの金融ライセンスを所持しており、信頼度は十分です。

グループ全体として難易度が高いランセンスを取得できていることから、XMの安全性の高さについては問題ないといえるでしょう。

安全な理由②：企業規模が大きい

XMは全世界に金融事業を展開する企業です。

そのため、各国の金融ライセンスに申請しており、実際に複数のライセンスを所持しています。

グローバルに展開していることから強力なスポンサーが付くこともあり、XMのブランド力の高さが伺えます。

安全な理由③：分割管理を採用している

XMは顧客から預かった資金と、XMの運営費を別々で管理する「分割管理」を採用しています。

そのため、仮にXMが破綻したとしても、高い確率で顧客の資金が返金されます。

ただし、信託保全制度は採用していないため、自社での分割管理に不満を覚える方は、資金を預けすぎないなど、自身でリスク管理をした方が良いでしょう。

信託保全・分割管理とは？

信託保全：顧客の資金を”第三者”が管理すること
分割管理：顧客の資金を”自社”で分割管理すること

安全な理由④：取引方式にNDD方式を採用している

XMの取引方式はDD方式ではなく、NDD方式です。

	DD方式	NDD方式
トレーダーの注文への介入	一度ブローカーを経由	ブローカーを経由しない
スプレッド	狭い傾向がある	広い傾向がある
取引の透明度	低い	高い

NDD方式はDD方式と異なり、トレーダーの注文がFXブローカーを経由しません。

XMのスタンダード口座やKIWAMI極口座はNDD方式を採用しており、DD方式を採用している業者よりも取引の透明度は高いです。

安全な理由⑤：ゼロカットシステムを採用している

XMはゼロカットシステムを採用していています。

そのため、相場の急変動などで資金がマイナスになったとしても、XMが補填してくれます。

国内業者は金融庁の規制が厳しく、ゼロカットシステムを採用できません。

ゼロカットシステムは、海外の金融ライセンスを所持しているXMの強みであり、借金のリスクがないため安全性は高いと言えます。

XMの金融ライセンスを他業者と比較

それでは、XMの金融ライセンスを競合他社と比較してみましょう。

業者名	日本向けのライセンス	グループ全体の有名ライセンス
XM	・セーシェル・モリーシャス	・ギプロス・イギリス
GEMFOREX	・セーシェル・モリーシャス	・セントビンセント・グレナディーン
AXIORY	・ベリーズ	-
TitanFX	・バヌアツ	-
LandFx	・セントビンセント	-
HotForex	・モリーシャス	・ギプロス・セントビンセント

有名な海外FX業者でも、日本向け口座の金融ライセンスはマイナーであることがほとんどです。

ただしグループ全体で見るとXMは取得難易度が高いライセンスを複数所持しており、競合他社と比較しても高い安全性があることが分ります。

XMは日本の金融庁から警告を受けている

XMは日本の金融庁に登録をしていないため警告を受けていますが、大きな問題はありません。

XMが日本の金融庁に登録していない理由は下記の通り。

日本の金融庁に登録していない理由

ハイレバレッジが利用できなくなる
ゼロカットシステムが採用できなくなる
ボーナスにも規制がかかる場合がある

それぞれの理由を説明していきます。

ハイレバレッジが利用できなくなる

日本の金融ライセンスは規制が非常に厳しく、XMが日本の金融庁に登録してしまうと、レバレッジに制限がかかります。

FX業者	最大レバレッジ
国内FX業者	25倍
海外FX業者	無制限

上記のように、日本の金融庁に登録されている国内業者は、最大レバレッジが25倍まで制限されてしまいます。

国内の25倍のレバレッジでは少額から増やすことは非常に難いため、少額トレーダーのほとんどはレバレッジ規制のない海外業者を利用します。

XMはハイレバレッジでの取引を提供するため、日本の金融庁には登録していません。

ゼロカットシステムが採用できなくなる

レバレッジ同様、日本の金融庁に登録するとゼロカットシステムが採用されません。

そのため国内のFX業者は資金がマイナスになった場合に追証が発生し、マイナス分を自分で追加入金する必要があります。

XMは日本の金融庁に登録していないことで、トレーダーはゼロカットシステムの恩恵を受けることができます。

ボーナスにも規制がかかる場合がある

さらに、場合によってはボーナスにも規制がかかります。

実際、日本の金融庁に登録している国内業者では、指定の取引量を達成しないとボーナスが受け取れない場合が多いです。

国内業者のボーナス: ほとんどがDD方式を採用しており「トレーダーの負け＝業者の儲け」という仕組みから、ボーナスを提供するメリットがない。
海外FX業者のボーナス: XMのような海外FX業者はNDD方式であり「手数料（スプレッド）＝業者の儲け」という仕組みから、ボーナスを提供してでもトレーダーに多く取引してもらうことで儲けられる。

XMは日本の金融庁から警告を受けていますが、その分、国内業者とは比べ物にならないほどのボーナスを受け取ることができます。

実際にXMは現在、13,000円分の口座開設ボーナスに加え、100%＋20%入金ボーナスという、豪華すぎるボーナスを提供しています。

こういったボーナスをもらえる点は、国内業者ではなく、XMのような海外業者を利用する大きなメリットです。