ブラックでもカードローンの審査に通過できるかな?
ブラックでも審査に通過できるカードローンはないかな?
ブラックになってしまうと、カードローンの審査になかなか通過できなくなります。
そのため、お金が必要なのに借入先がなくて困ってしまう人も多いでしょう。
本記事では、ブラックの人でも借入できる可能性があるカードローンと、審査の対策や注意点、カードローン以外の借入方法などを解説します。
お読みいただければ、ブラックになる原因や審査に通過しにくい理由を把握した上で、対策を立ててカードローンに申し込みできるようになります。
編集部の紹介
編集長の「湯川駿」を筆頭に運営されている。メンバーはメインディレクター1名、ライター4名、アートディレクター1名。カードローンに関する情報を的確に伝えるため、日夜情報収集を怠らない。
PROFILE
大学卒業後、IT系の企業にエンジニアとして就職。その後先輩に誘われ脱サラして独立するも、事業に失敗し生活苦に。カードローンを利用して食いつなぎ、ギリギリで再起を果たす。エンジニアの仕事は引退し、今はカードローンなど、お金に関する情報を発信することで生活している。仕事の傍ら、ファイナンシャル・プランニングなどの資格取得にも精力的。
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ブラックでも必ず審査に通るカードローンはない
カードローンである以上、必ず審査に通過できるものはありません。
ましてやブラックの場合、通常の申込者と比較すると返済能力が低いと判断されやすいため、審査に通過するのはより難しくなるでしょう。
ただし、ブラックであってもカードローンの審査に通過できないと決まっているわけではありません。
その人の状況や対策次第では審査に通過できる可能性もあるため、後ほど解説するおすすめのカードローンや対策方法を参考にしてみてください。
ブラックの人がカードローンの審査に通過しにくい理由
ブラックの場合は返済能力がないと判断されやすいため、カードローンの審査に通過しにくいです。
返済能力がない場合、返済が滞る、あるいは返済されない可能性が高いです。
カードローン会社からすると、返済してもらえないと経営に支障が出るため、できるだけ返済能力がない人への融資はしない傾向にあります。
また、返済できない可能性の高い人に融資してしまうと、後々申込者も苦労する可能性が高く、融資する側も借りる側もいいことがありません。
以上のような背景もあり、ブラックの人はカードローンの審査に通過するのは難しいとされています。
おすすめのカードローン10選
ブラックの場合、どのカードローンに申し込みをしていいのかわからない人も多いでしょう。
もし、どこに申し込めばいいか悩んでいる人は、まずは以下の消費者金融への申し込みを検討してみてください。
ただし、ブラックである以上、どの消費者金融を利用しても審査に通過できる可能性は、通常時より低いということは忘れないようにしましょう。
アコム
アコムの基本情報
項目 | 詳細 | 評価(*) |
---|---|---|
年利 | 3.0%~18.0% | |
限度額 | 1万円~800万円 | |
審査時間 | 最短20分(*1) | |
融資時間 | 最短20分(*1) | |
担保・保証人 | 不要 | |
申し込み年齢 | 20歳以上 | |
無利息期間 | 最大30日 | |
受付時間 | 24時間 | |
借り換え | できる |
「家族・職場へのバレにくさ」は?
WEB完結対応 | |
---|---|
電話での在籍確認なし(*2) | |
郵送物なし | |
カードレス | |
総合評価 |
注釈
(*1)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
(*2)原則であり、審査状況によっては在籍確認が行われる可能性もあります。
アコムの会社情報
運営会社 | アコム株式会社 |
---|---|
設立年 | 1936年 |
本社住所 | 東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング |
本社地図 | |
貸金業登録番号 | 関東財務局長(14)第00022号 |
- 事前診断が3秒で終わる
- 申し込みは365日いつでもできる
- 最短即日(*1)で借入まで進める
アコムには事前診断があり、申し込みする前に審査に通過できそうか判断できます。
診断結果が絶対ではありませんが、少しでも審査に通過できる可能性を上げるためにも、申し込みする際は1度受けてみましょう。
診断を受け実際に申し込みをする場合は、24時間365日いつでもWebから手続きが可能です。
また、申し込みする時間帯や曜日にもよりますが、最短即日(*1)で借入まで進めますので、急いでお金を借りたい人にもおすすめです。
注釈
(*1)審査時間は、お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
アイフル
アイフルの基本情報
項目 | 詳細 | 評価(*) |
---|---|---|
年利 | 3.0%~18.0% | |
限度額 | 1万円~800万円(*1) | |
審査時間 | 最短20分(*2) | |
融資時間 | 最短20分(*2) | |
担保・保証人 | 不要 | |
申し込み年齢 | 満20歳以上 69歳までの方 | |
無利息期間 | はじめての方なら 最大30日間 | |
受付時間 | 24時間 | |
借り換え | できる |
家族・職場へのバレにくさは?
WEB完結対応 | |
---|---|
電話での在籍確認なし(*3) | |
郵送物なし | |
カードレス | |
総合評価 |
注釈
(*1)ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
(*2)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
(*3)電話での在籍確認なしは原則であり、審査状況によっては電話で在籍確認が行われる可能性もあります。
アイフルの会社情報
運営会社 | アイフル株式会社 |
---|---|
設立年 | 1967年 |
本社住所 | 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1 |
本社地図 | |
貸金業登録番号 | 近畿財務局長(14)第00218号 日本貸金業協会会員 第002228号 |
- 最短20分(*1)で借入ができる
- スマホアプリで申し込みから返済まで完結できる
- 借入返済は24時間いつでもできる
アイフルは申し込みをしてから、最短20分(*1)で借入まで進めます。
申込方法はWebや電話などがありますが、日常的にスマホをよく利用する人であれば、スマホアプリから申し込みをするのがおすすめです。
アイフルのスマホアプリであれば、申し込みだけではなく、借入や返済もできます。
24時間いつでも借入や返済をアプリでできるため、スマホのみで完結させたい人はダウンロードしておきましょう。
注釈
(*1)お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
プロミス
プロミスの基本情報
項目 | 詳細 | 評価(*) |
---|---|---|
年利 | 4.5%~17.8% | |
限度額 | 1万円~500万円 | |
審査時間 | 最短3分(*1) | |
融資時間 | 最短3分(*1) | |
担保・保証人 | 不要 | |
申し込み年齢 | 18歳~74歳(*2) | |
無利息期間 | 最大30日 | |
受付時間 | 24時間 | |
借り換え | できる |
「家族・職場へのバレにくさ」は?
WEB完結対応 | |
---|---|
原則電話による在籍確認なし(*3) | |
郵送物なし | |
カードレス | |
総合評価 |
注釈
(*1)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
(*2)申し込み時の年齢が18歳・19歳の場合は、収入証明書の提出が必要になります。
高校生(定時制高校生および高等専門学校生を含む)は申し込みできません。
収入が年金のみの方は申し込みできません。
(*3)原則電話による在籍確認なしです。
プロミスの会社情報
運営会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
---|---|
設立年 | 1962年 |
本社住所 | 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル |
本社地図 | |
貸金業登録番号 | 関東財務局長(14)第00615号 |
- 1秒で借入診断ができる
- 返済シミュレーションも簡単にできる
- 自分の返済しやすい日程を選択肢から選べる
プロミスは借入が可能か事前診断を受けられます。
実際に事前診断を受ける際は、生年月日と税込の年収、現在他の会社から借入している金額の3項目を入力するだけなので、1秒で完了します。
審査を受ける前にある程度通過できそうか判断したい人におすすめです。
また、返済シミュレーションもあり、返済回数や毎月の返済額を把握できます。
そのため、プロミスでは借入から返済までのイメージをしやすく、返済の計画も立てやすいです。
返済については、自分のタイミングで返していけるように、4つの選択肢から返済日を選べます。
セントラル
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 30万円から100万円未満:4.80%~18.0% 300万円未満:4.80%~15.0% |
限度額 | 1万円~300万円 |
審査時間 | 最短30分(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳からで年齢の上限なし |
注釈
(*1)お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
- 24時間いつでも申し込みができる
- 即日融資にも対応している
- セブン銀行ATMで借入返済が可能
セントラルは、24時間いつでもインターネットを利用して申し込みが可能です。
平日の14時までに申し込みが完了すれば、即日融資にも対応してもらえるので、急ぎで借入したい人にも向いています。
また、1万円からは千円単位で借入ができるため、少しお金が足りないときにも利用しやすいでしょう。
借入や返済は全国のセブン銀行ATMを利用してできます。
比較的どの地域にもあるコンビニのため、借入や返済もしやすい環境が整っています。
申込先で悩んだ際は、ぜひセントラルの利用も検討してみてください。
フタバ
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 10万円未満:14.959%~19.945% 10万円以上:14.959%~17.95% |
限度額 | 1万円~50万円 |
審査時間 | 最短30分(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳~73歳 |
注釈
(*1)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
- 事前に借入診断と返済シミュレーションを受けられる
- 平日16時までの申し込みで即日融資にも対応可能
- 1万円からの少額融資も可能
フタバでは事前に借入可能か判断できる3問診断と、返済時のシミュレーションを受けることが可能です。
事前に借入診断と返済シミュレーションを受けることで、審査に通過できるか判断もできますし、実際に借入した後の計画も立てやすいでしょう。
また、申し込みが平日の16時までに完了した場合は、即日融資にも対応してもらえます。
1万円からの少額融資が可能のため、緊急でお金が必要なときであっても対応しやすいでしょう。
フクホー
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 5万円~10万円未満:7.3%~20.0% 10万円~100万円未満:7.3%~18.0% 100万円~200万円未満:7.3%~15.0% |
限度額 | 1万円~200万円 |
審査時間 | 最短30分(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳~65歳 |
注釈
(*1)お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
- 来店不要で借入ができる
- 事前診断を受けて申し込みが可能
- 即日融資も可能なため緊急時にも利用しやすい
フクホーはインターネット申し込みができるため、来店せずに審査を受けられます。
電話でも申し込みは可能ですが、インターネットの方が早く、最短30分で仮審査結果を知ることが可能です。
また、最短即日融資も可能なため、緊急時であってもすぐに対応しやすいです。
申し込みする前には、年齢や雇用形態など4つの項目を入力するだけで簡易的な借入審査を受けられます。
審査を通過できることが保証されているわけではありませんが、通過できる可能性があるか気になる人は、診断を受けてから申し込みをしてみましょう。
アロー
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 15.0%~19.94% |
限度額 | 1万円~200万円 |
審査時間 | 最短45分(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 25歳~65歳 |
注釈
(*1)お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
- 3秒診断を利用して借入診断を受けられる
- アプリを利用して申込可能
- 最短45分で審査結果がわかる
アローは、申し込み前に年齢と年収、他社からの借入状況を入力するだけで借入ができるか事前にわかります。
審査結果は絶対ではないものの、もし審査に通過できるか不安を感じている人は、申し込みする際の判断材料の1つとして受けてみましょう。
また、申し込みはWebサイトからもできますが、アプリを利用して手続きをすることも可能です。
書類もアプリを利用して提出できますので、アローを利用する際はぜひダウンロードしておきましょう。
最短45分で審査結果もわかりますので、早めに借りられるか知りたい人は、ぜひアローの利用を検討してみてください。
いつも
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | フリーローン:4.8%~20.0% おまとめローン:4.8%~18.0% |
限度額 | 1万円~500万円 |
審査時間 | 最短30分(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳~65歳 |
注釈
(*1)お申し込みの時間帯や審査状況により、翌日以降になる場合があります。
- Web申し込みは最短30分で借入まで進める
- 最大60日間の無利息期間がある
- カードや郵送物がないので他の人に利用がバレにくい
いつもはWebから申し込みをすると、最短30分でお金を借りられます。
そのため、突発的な出費があった際も、すぐに申し込みをして借入ができるので安心できるでしょう。
また、初めていつもを利用して借入をする人であれば、最大60日間の無利息期間がついています。
消費者金融の中でも無利息期間が長くて利用しやすいため、短期で返済する予定かつ返済額を抑えたい人におすすめです。
カードや郵送物もなく、他の人に借入がバレにくいので、どこで借入するか悩んでいる人は候補の1つとして考えてみてください。
エイワ
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 10万未満:19.9436% 10万円以上:17.9507% |
限度額 | 1万円~50万円 |
審査時間 | 最短1時間(*1) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳~79歳 |
注釈
(*1)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
- 融資額が50万円までと借りすぎを防ぎやすい
- 女性専用のレディースローンがある
- 学生でも利用できるローンがある
エイワは融資額が50万円と低いと感じる人もいるでしょうが、融資額が高くない分借りすぎを防ぎやすいです。
余分に借りられると使いすぎてしまう可能性もありますが、エイワではそのような心配をする必要がありません。
また、エイワにはレディースローンもあるので、パートやアルバイトなどで働いている女性の方も利用しやすいようになっています。
他にも学生が利用できる学生ローンもあり、幅広い層の人が利用しやすいようになっています。
ただし、学生の場合は20歳以上で、収入が安定していないと申し込みできないので注意しましょう。
ダイレクトワン
出典:https://www.directone.co.jp/directone/
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 4.9%~18.0% |
限度額 | 1万円~300万円 |
審査時間 | 最短30分(*1)(*2) |
融資時間 | 最短当日(*1) |
申し込み年齢 | 20歳~69歳 |
注釈
(*1)審査時間に関しては、お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。
(*2)お急ぎの場合は店頭窓口での手続きが必要です。
- 最短当日の借入が可能
- 少額借入ができるので使い過ぎを防げる
- 初めて利用する人は55日間利息0円
ダイレクトワンは店頭窓口で申し込み手続きをした場合、最短30分でカードを発行でき、当日に借入することが可能です。
もし、自宅近くにダイレクトワンの窓口がある場合は、直接申し込みをしに行くのがおすすめです。
また、ダイレクトワンは返済が困難にならないよう、借りすぎないように1万円からの少額融資が可能であったり、55日間の無利息期間があったりします。
無利息期間については初回のみではありますが、少しでも返済の負担を減らしたい人は、ダイレクトワンの利用を検討してみましょう。
ブラックリスト入りしてしまう原因
ここまでの解説で、ブラックリスト入りしてしまうことの危険さを理解していただけたと思います。
そこで、どのような人がブラックリスト入りしてしまうのか、気になる人もいるでしょう。
原因を理解できれば対策のしようもあるため、ぜひ以下の内容を把握しておきましょう。
長期間返済せずにいた
借入をしたあと、長期間返済せずにいるとブラックリスト入りしてしまう危険があります。
基本的に数日程度であれば問題ありませんが、2ヶ月以上、返済期限から経ってしまうとブラックリスト入りしてしまう危険が高いです。
また、ブラックリスト入りについては、カードローンの返済遅延だけではなく、スマートフォン代や家賃なども含まれます。
そのため、知らないうちに返済できておらず、数ヶ月経ってブラックリスト入りしている可能性も考えられるでしょう。
ブラックリスト入りするまでに、返済に関する電話や書面が届くため、こまめに電話の履歴や郵便受けを確認しておけば気づけます。
代位弁済の経験がある
代位弁済をしてしまうと、ブラックリスト入りしてしまう可能性が高いです。
代位弁済とは、カードローンやクレジットカードの返済ができなくなった際に、保証会社が代わりに返済することです。
「保証業務」をする会社で、保証業務=保証人の代用です。
銀行のカードローンの場合、利用者が返済不能になった場合保証会社がその借金を建て替える仕組みになっています。
代位弁済は滞納が数ヶ月続いてから行われるため、代位弁済が行われなかったとしても原因1で解説した「長期間返済せずにいた」に該当してしまいます。
以上のことから、代位弁済があるとブラックリスト入りしてしまう可能性が高いと言えます。
債務整理をしたことがある
債務整理をするとブラックリスト入りしてしまいます。
債務整理とは、借金を減額したり、全額免除の手続きをしていくことです。
債務整理後はブラックリストに載り、5年~10年はローンが組めませんが、月々の返済は楽になります。
債務整理には主に以下の3つの種類があります。
- 自己破産
- 任意整理
- 個人再生
基本的に債務整理をするときは、借金が多く、自分自身で返済していくのが難しいときに行います。
そのため、返済できない状況が続いている場合が多く、債務整理以前にブラックリスト入りしている可能性は高いでしょう。
ブラックでもカードローンの審査に通過するためのできる対策
ブラックの人がカードローンの審査に通過しづらいことは、ここまでの解説で理解していただけたと思います。
しかし、中にはブラックであってもカードローンを利用しなければいけない人もいるでしょう。
もし、ブラックの人がカードローンの審査を受けるのであれば、事前に以下の4つの対策をしておきましょう。
対策をしても必ず借入まで進めるわけではありませんが、少しでも通過できる可能性を上げるためにも、対策はしておきましょう。
他社からの借入については返済しておく
現在、複数の借入先がある場合はできるだけ返済しておくようにしましょう。
借入先が複数ある場合は、すでに借りている額も多いことが予想され、かなりお金に困っていると判断されやすいです。
また、相当な理由がない限りブラックになることがないため、すでにお金に困っている状況が続いていることも予想されます。
以上のように、複数社から借入している状況の場合、審査時にいい印象を与えません。
そのため、金銭的に余裕がある場合は、できるだけ借入先を減らした状態を作った上で申し込みしましょう。
希望する借入額を低くする
カードローンに申し込みをする際は、希望する借入額をできるだけ低くしておきましょう。
ブラックの場合、返済能力がないと判断される傾向が高いため、希望する借入額があまりにも大きいと、審査に通過できない可能性が高くなります。
そのため、現在の返済能力に見合った額を希望するようにしましょう。
また、返済能力の有無とは別で、希望する金額が高すぎると総量規制の心配もしなくてはいけません。
総量規制とは、貸金業法によって定められている「貸金業者から借りられるお金に上限を設ける法律」のことです。お金を借りる人は「年収の1/3までしかお金を借りられない」ようになっています。
例えば年収が450万円の人の場合は、150万円までしかお金を借りられないということです。
総量規制の対象は貸金業者のため、銀行からお金を借りる際には総量規制は適用されません。
事前診断を利用して借入可能か確かめる
申し込むカードローンを決めたら、借入できそうか事前診断を利用して確認しておきましょう。
ブラックの場合は、カードローンの審査に通過しにくく、何度も審査に落ちてしまうと信用情報も悪化する可能性があります。
そのため、できるだけ審査に通過できそうなカードローンに絞るためにも、事前診断を利用して借入できそうなところに申し込みましょう。
ただし、事前診断で借入可能と判断されても、実際に申し込みをすると審査に通過できない可能性も十分あります。
特にブラックの場合は、通常の状態と違い返済能力に不安を持たれやすいので、事前診断の結果だけを頼りにするのはやめておきましょう。
申込時に嘘の情報を記載しない
ブラックの人だけに限る話ではありませんが、申し込みのときに嘘の情報を記載しないようにしましょう。
例えば、現在借入している金額が多いため、見栄えをよくするために金額を低くしてしまうことが考えられます。
申込者の現状については信用情報を確認すればすぐにわかるため、嘘を記載しても意味がありません。
また、審査に通過できる可能性があったとしても、嘘の情報を伝えてしまうことで、申込者への信頼も無くなってしまいます。
そのため、ブラックであったとしても、審査に通過するために嘘を記載するのはやめておきましょう。
ブラックにならないために気をつけるべきこと
ブラックリスト入りしてしまう原因を把握した上で、ブラックにならないために、どのようなことに気をつけるべきか解説していきます。
気をつけるべきポイントは、主に以下の4つです。
ブラックに陥ったり実際にブラックリスト入りしたりすると審査に通過しにくくなりますが、未然に防げれば何も心配する必要はありません。
返済期日を守る
カードローンを利用した場合、返済期限は必ず守るようにしましょう。
数日程度の遅れではブラックリスト入りはしませんが、長期間返済せずにいると非常に危険です。
いきなりブラックリスト入りするわけではなく、事前に返済に関する催促の電話や書面が届きますので、必ず対応しましょう。
返済期限を過ぎる原因の1つとして、返済できるお金がないことが挙げられます。
カードローンに限らず、借入をするときは返済時のことも考えつつ利用しましょう。
カードローンに申し込みしすぎないようにする
カードローンを利用する際は、複数社に申し込まないようにしましょう。
理由としては、複数社のカードローンを利用してしまうと余計に借りすぎてしまい、返済できなくなる可能性が出てくるからです。
返済できない状況に陥ってしまうと、必然的にブラックリスト入りしてしまう可能性も高くなります。
また、審査時に経済状況が厳しいのではないかと疑われてしまい、審査に影響が出る危険もあります。
審査に落ちてしまうと信用情報に傷がつくかもしれないため、できるだけ複数社のカードローンを利用するのは避けましょう。
借りる金額が多くならないようにする
返済できない状況を作り出さないためにも、借入するときは金額を多くしすぎないようにしましょう。
1つ目でも触れましたが、返済期日を過ぎてしまう原因の1つとして、返済できるお金がないことが挙げられます。
最初から返済できる分だけを借りていれば、返済できない状況に陥ることもなく、ブラックリストに載ることもありません。
そのため、カードローンを利用する段階で、借入し過ぎない対策を立てておくといいでしょう。
ポイントの2つ目でも解説した、複数社に申し込みをして借入し過ぎる環境を作らないのも1つの手です。
複数の借入先をまとめる
もし、複数社のカードローンを利用している場合は、1つに借入先をまとめることも検討しましょう。
例えば、アコムの借り換え専用ローンやプロミスのおまとめローンなどが、借入先を1つにまとめる対策として挙げられます。
借入先を1つにまとめると、金利が低くなったり返済スケジュールを立てやすくなったりします。
返済が苦しくなる前に、対策の1つとして考えておきましょう。
ブラックになってしまったときの注意点
ブラックに陥らないように対策を練ることはもちろんですが、ブラックになってからの対応もなる前の対策と同様に重要です。
実際にブラックに陥った際は、主に以下4つの点に注意しましょう。
借金を放置しない
借金を返せない状況になっても、放置せず何らかの対処をしましょう。
放置して何の対応もせずにいると、借金が膨れ上がるだけです。
また、借金を返すために新たに借金をしてしまうと、さらに返済が苦しくなってしまいます。
もし、返済しきれずどうしよもなくなってしまった場合は、弁護士や認定司法書士などに相談し、債務整理も検討しましょう。
無闇にカードローンに申し込みしない
ブラックに陥った場合、借入先が見つからないことを理由に、無闇にカードローンに申し込みしないようにしましょう。
カードローンの審査に通過するためには返済能力が必要です。
そのため、返済能力がないと判断されるブラックの状態では、無策でカードローンに申し込みしても審査に通過できません。
借入したい気持ちだけが先走り、数多く申し込みをしてしまうと、ただ審査に通過できない数だけが増えてしまい、信用情報に傷がつきます。
もし、カードローンに申し込むのであれば、審査に通過できるように対策してからか、信用情報機関から情報が消えるまで待ちましょう。
闇金に手を出さない
たとえ借入先が見つからなかったとしても、闇金に手を出すのはやめましょう。
闇金を利用することが危険なのは知っていても、審査に落ち続けてしまい困っているときほど、簡単に借りられてしまう闇金に手を出しやすいです。
闇金は通常のカードローンとは違い、利子が高く、返済するのが非常に困難な状況に陥ってしまいます。
また、返済できないと過剰な取り立てに遭い、自分では対処できなくなってしまいます。
以上のような問題に巻き込まれないためにも、怪しい借入先は利用しないようにしましょう。
甘い謳い文句に騙されないようにする
闇金を利用してしまう原因の1つが、甘い謳い文句を利用されて騙されてしまうことが挙げられます。
例えば「ブラックでも借りられる」や「審査なし」などとある場合は、闇金や詐欺の可能性が考えられます。
「闇金に手を出さない」でも解説しましたが、どこからも借りられず、焦っているときほど甘い謳い文句に騙されやすいです。
借入先が見つからないときほど、冷静に行動しましょう。
カードローンを利用する際は必ず審査がある
カードローンを含めた融資を受ける際は、必ず審査があります。
賃金業社は賃金業法にて、申込者の返済能力をチェックするように決められています。
また、借り入れが簡単にできるような内容の説明もしてはいけません。
そのため「審査がない」や「審査が甘い」などと書かれている場合は、賃金業法を守られていないため、非常に危険です。
「審査なし」や「審査が甘い」などを見た時点で一度立ち止まり、利用しないように気をつけましょう。
家族や友人からはなるべく借りない
借入先が見つからない場合であっても、できるだけ家族や友人からは借りないようにしましょう。
確かに家族や友人であれば、カードローンのように審査もないため簡単に借りられるように感じます。
しかし、家族や友人から借入する際は、贈与税の心配や借入することによってその後の関係性の変化など、返済以外にも気にするべきことが多々あります。
もちろん、返済期限や利子などを決めた上で、両者の合意がある場合は問題ありません。
もし家族や友人から借入する際は、いい面だけではなく悪い面もしっかり把握した上で相談しましょう。
贈与税は貸し借りであれば発生しません。
家族や友人から借入する際は、借入であることを証明するためにも、借用書を作成しておきましょう。
自分がブラックか確認する際に把握しておくべきポイント
自分はブラックかもしれないと思っているだけで、実はブラックではなかったということもあります。
もし、自分が現在ブラックかどうか気になる人は信用情報機関に確かめることが可能です。
まずは、確認する前に知っておくべきポイントがいくつかありますので、以下を把握した上で確認作業に移りましょう。
信用情報機関の種類
信用情報機関とは、カードローンやクレジットカードなどの審査時に利用する信用情報を、管理したり提供したりしている機関です。
信用情報機関は1つだけではなく、以下のように3つの機関があります。
また、それぞれの信用情報機関によって、加盟している企業も異なります。
信用情報機関 | 加盟先の特徴 |
---|---|
JICC | 消費者金融やクレジットカード会社など |
CIC | 保険会社や信販会社、銀行など幅広い |
KSC | 銀行や信用組合、信用金庫など |
信用情報機関から得られる情報
実際に信用情報機関に開示請求したとして、どのような情報が得られるのか気になる人も多いでしょう。
確認できる情報としては主に以下のようなものがあります。
得られる情報 | 内容 |
---|---|
クレジット情報 | 契約している会社名や契約内容、返済状況など |
申込情報 | クレジット会社等が返済能力を調べるために確認した情報 |
利用情報 | クレジットカードやローンなどの審査時に信用情報を確認した記録 |
参考:CIC「情報開示とは」
信用情報機関が保管している信用情報は、一定期間を過ぎると信用情報が消えます。
情報によりますが、ブラックでも長くて5年〜10年で消えるため、時間が経っている情報の場合残っていないこともあります。
信用情報機関に開示請求する手順
信用情報機関の開示請求の手続きは、それぞれの機関で異なります。
例えば、CICの場合はインターネットで開示する方法と郵送で開示する方法の2つがあります。
- 開示する際の端末と支払方法の確認をする
- 指定の電話番号に電話をして受付番号を受け取る
- 認証コードを受け取る
- 必要な情報を入力する
- 利用手数料の支払いを済ませる
- 開示情報を表示する
ブラックで審査に通過できないときに利用できる借入方法
ここまでで解説してきたとおり、ブラックの場合はカードローンの審査に通過できない可能性が高いです。
ですが、審査に通過できなかったとしても、お金が必要な人も中に入るでしょう。
もし、どうしても審査に通過できるカードローンがなかった場合は、以下の6つの方法を検討してみてください。
キャッシング枠を利用して借りる
クレジットカードを持っている場合は、キャッシングを利用してお金を借りられます。
あらかじめキャッシング枠を設定していれば、追加で審査を受ける必要がありません。
そのため、ブラックの状態であってもお金を借りることが可能です。
しかし、キャッシング枠を設定していない場合は審査を受ける必要があるため、ブラックの場合だと通過できない可能性が高いです。
また、キャッシング枠が大きくないと、希望する額を借りられない可能性があるため注意しましょう。
質屋でお金を借りる
自分の持ち物を質屋に預けてお金を借りることが可能です。
例えば、高級ブランドのバックや時計などを預けることで、品物の価値に見合った額を借入できます。
メリットとしては、預けた品物を担保に借入するため、カードローンのように審査を受ける必要がありません。
そのため、ブラックの人でもお金を借りられます。
しかし、質屋での借入はデメリットもあり、年率が高い点や返済できなかったときの質流れに気をつける必要があります。
借入して返済できなかった際に預けていた品物を質屋が売ることです。
短期間で必ず返済できる状況のときに利用するのがおすすめです。
契約者貸付制度を利用して借りる
契約者貸付制度とは、解約返戻金のある生命保険を契約している人が利用できる、お金を借りられる制度です。
例えば、終身保険や養老保険などの解約返戻金のあるタイプの保険を契約している人が借入できます。
契約者貸付制度は解約返戻金を担保にお金を借りるため、カードローンのように審査を受ける必要がありません。
そのため、ブラックの人でも制度を利用してお金を借りられます。
ただし、借入できる額が解約返戻金の7割〜9割程度のため、保険を支払っている年数が浅い場合、希望の額を借りられない可能性があります。
従業員貸付制度を利用して借りる
従業員貸付制度とは、勤めている会社の福利厚生の一環で、制度を利用することでお金を借りられます。
カードローンとは違い審査は社内の中で行われるため、信用情報に傷があるブラックの状態でもお金を借りられる可能性があります。
また、従業員が金銭的に困っている際に助ける制度のため、金利も低く設定されている場合が多いです。
しかし、制度を利用する理由次第では借り入れができない可能性があるため気をつけましょう。
ギャンブルや趣味などの浪費が原因の場合は、社内審査に通過できない可能性が高いです。
公的融資制度を利用してお金を借りる
金融機関からだけでなく、公的融資制度を利用してお金を借りることも可能です。
例えば、以下のような制度を利用してお金を借りることが可能です。
- 生活福祉資金貸付制度
- 緊急小口資金貸付
- 奨学金制度
- 求職者支援資金融資
- 年金担保貸付制度など
制度によっては利用できる条件が限定されているため、借入理由によっては利用できない場合も多いです。
しかし、条件に該当しているのであれば、制度への申し込みを検討してみましょう。
不要なものをお金に換える
自分が所有しているものの中に、いらないブランド品等がある場合は、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用してお金に換えましょう。
例えば、スマートフォンやテレビ、ブランドのバッグなどは高く売れる場合があります。
似たような方法として質屋での借入がありますが、不用品をお金に変える場合は売ってお金に換えるため、年率の高さを気にする必要がありません。
ただし、質屋の借入とは違い品物を売ってしまうため、高価で売れるものであっても、まだ使うものは売らないようにしましょう。
ブラックの人がカードローンを利用するときによくある質問
最後に、ブラックの人がカードローンに申し込みをする際に、気になりやすい点をまとめて解説します。
ブラックでもカードローンやその他の方法で借入が可能
本記事のまとめは下記のとおりです。
ブラックの場合、カードローンの審査に通過するのは厳しく、借入まで進むのは非常に難しいです。
もちろん、ブラックにならないように原因を把握し対策をするのが1番です。
しかし、万が一ブラックになってしまった際に焦らないためにも、注意点や困った際の借入先など、ブラックについての知識を一通り把握しておく必要があります。
現在ブラックで困っている人だけではなく、これからカードローンを利用する人も、本記事を参考にブラックについての知識を身につけておきましょう。
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